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【前篇】ハリー・ポッター全作品をそれぞれ1行で説明する試み

全人類が楽しめるハリー・ポッターの世界

ハリー・ポッターが好きだ。
齢31、この年になってもたまに読み返したり観返したくなる素晴らしい作品である。

原作小説も面白いし、映画版も観ていて楽しい。ワクワクが詰まっていて迫力があり、謎が潜み、笑いどころまである。

今回、ハリー・ポッター未体験のマグルのために、ハリー・ポッター全7作品をそれぞれ簡潔に1行で説明する試みをしようと思う。

まだ一度も触れたことの無い君も、これでハリー・ポッターファンの一員だ!


できるだけ短いほうが美しい

事前にルールを簡単に纏めようと思う。

①句点は一度まで

1行に収めるといっても、だらだらと長い文章で説明するつもりはない。
文章は、短く簡潔で、かつきちんと説明できているものほど美しい。
よって、句点は一度までとし、読点を以って完結とする。

②固有名詞は「ハリー・ポッター」のみ使用可能とする

このシリーズは、少年「ハリー・ポッター」を中心に大風呂敷が展開する関係上、たくさんの固有名詞が登場するが、今回そんなものを説明する余裕はない為、使用する固有名詞は「ハリー・ポッター」のみとしたい。
なお、「ハリー・ポッター」は事前の説明なしに使用許可をいただきたい。
作品に触れたことの無い方は、主人公の名前だと思っておいてくれればそれで良い。

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では早速参ろう。


【ハリー・ポッターと賢者の石】

ハリー・ポッターとその友達が魔法学校に入って大活躍する。

1作目である「ハリー・ポッターと賢者の石」は少年ハリー・ポッターが魔法学校に入って大活躍する話だ。よって1行に収める際の文章も、これで充分だと判断した。なお、ハーマイオニーやロン、ネビルの活躍は「その友達」という部分に集約させてもらったことを予めご了承いただきたい。また「賢者の石」についても、ここではさして重要ではない為、割愛するに至った。


ハリー・ポッターと秘密の部屋】

ハリー・ポッターの親の仇の生霊や大蛇により学校がパニックになるが、ハリーとその友達がこれを治める。

2作目である「ハリー・ポッターと秘密の部屋」は、ハリーの親の仇である【ヴォルデモート卿】の生霊のようなもののせいで学校中が大パニックになる話だ。※厳密には生霊ではなく【分霊箱】という高度な技術が駆使されたヴォルデモート卿の分身であるが、この時点では分霊箱だと判明していない為、わかりやすいように生霊とした。なお、ヴォルデモート卿の説明も難しいので「親の仇」とする。なぜなら、様々なフレイバーを削っていき最後に残る要素が「親の仇」だからだ。


ハリー・ポッターとアズカバンの囚人】

ハリー・ポッターの親の仇の子分が自分の名付け親だと発覚し、しかも子分ではなく良いヤツだったのでハリーが彼を助ける。

3作品目である。何を隠そう筆者はこの作品が一番好きだ。そのくせ、「アズカバンの囚人」を簡単に説明するのは難しく、他と比べてとらえどころがあまりない作品でもある。ゆえに一行に集約する際も、他の作品よりも長々としたものとなってしまった。また、作品冒頭に極悪人として描かれる「シリウス・ブラック」は「親の仇の子分」とした。ブラックの説明もかなりややこしく、この作中でも事の成り行きを含めるとハリーとブラックを取り巻く事情はかなり変化する。よって結果的に「(親の仇の)子分ではなく良いヤツだったのでハリーが彼を助ける」という結びを以て全てを説明することにした。この点については異論もあるとは思うがご容赦願いたい。


ハリー・ポッターと炎のゴブレット】

ハリー・ポッターの親の仇が復活する。

4作目、炎のゴブレットのストーリーのほとんどは上記の「親の仇が復活する」ためのフラグであり、よって端折ることができる。そのため三大魔法学校対抗試合や、ダームストラング専門学校、ボーバトン魔法アカデミーとのやりとりについては丸々割愛した。当然、ハリー、ハーマイオニー、ロンの恋愛話も全て端折ることとなった。


以上、計7作品のうち4作品の説明が完了した。

後篇では、残り3作品をそれぞれ1行で説明していく。


takanarisun

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