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おこげと猫砂

朝起きておこげがいないことにも少し慣れてきた。
それでも癖で扉を少しあけておいたり、
棚の上やキャットタワーの上を確認してしまう。

夕方が近づいてくると
今日の点滴の効果によって
数値が下がっているのか、
それとも横ばいになっているのかが気になって
緊張してくる。

病院についたら名前を言う前に
受付の方が分かってくれて
準備が出来次第お呼びしますねと言ってくれる。

15分ほど待って呼び出された。

写真の通りお気に入りのフリースの上にいた。
昨日とは逆の前足に点滴が付いていた。
呼吸は少し荒く、後ろ足付近が全体的に濡れていた。
看護師さん曰くオシッコを上手にできずに濡れてしまったらしい。

ケージを開ける時の開錠音が怖いのか
最初だけ威嚇されるも手を出せば
頭を預けてきた。

しばらくすると先生が来て、
今日の血液検査の結果を教えてくれた。
昨日よりさらに下がって
通常の子の1.5倍ほどにまで下がっていた。

「明日、退院にしましょうか」
先生に言われた。
しばらくは毎日通院で点滴が必要だが
一旦退院できるとのこと。

嬉しい反面まだ生体検査の結果は
出ていないので素直に喜べなかった。

明日、退院時に
生体検査の結果が聞けるかもしれない。

おこげにまた明日な、と伝えて帰った。

退院は嬉しいけど結果を聞くのが怖い。

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