見出し画像

INFJから見たENTPの印象3選。バイタリティ、高すぎねぇか?

天使(INFJ)と悪魔(ENTP)

あなたは「INFJ」ですか?それとも「ENTP」ですか?

私はINFJ-Aに分類されますが、別タイプであるENTPに非常に仲が良い友人がいます。

16Personalitiesによる診断結果(参考)

今回は「INFJから見たENTPの印象」について、私の身近な友人・知人を参考にnoteに書いていきたいと思います。

なお、以下に記載する文章はすべてYouTubeで私が語った内容を文章の体裁で整理したものになります。

動画媒体で流し聞きも可能ですので、その場合は下のYouTube動画をご覧ください。



INFJとENTPの関係


私はINFJ-Aですが、ENTPとは相性がいいんじゃないか?と感じることがあります。

ネットではしばしば「INFJが天使」「ENTPが悪魔」と言われていたり、「闇落ちしたINFJはENTP的」と例えられることがありますね。

INFJが心の内に秘めているが実行できない行動であったり考えを体現していくのがENTP。

そんな印象を抱くことがあります。

とは言え、ENTPは「縛られることが嫌い」「ルールの押しつけNG」など、INFJの理想とする「調和」と反する部分があることも確かであるように感じています。

そんなENTPについて、INFJの私目線でその特徴に触れていきたいと思います。

なお、当然のことながら個人の感想の域を出るものではなく、すべてのINFJ、すべてのENTPに当てはまることではない点をご了承ください。

特徴①:行動力が優れている(バイタリティ)

まず率直に感じるENTPの特徴はその行動力の高さです。

INFJは「空想で終わる」「実行力(行動力)に欠ける」としばしば言われがちですが、それに対し、ENTPは行動力の塊。

じっくり思考を固めた上でゆっくりと行動していくINFJとは対照的であるように感じます。

ENTPは「NT型(=直感型✕思考型)」であり、INFJと同じく直感的な情報の受け取り方をしつつも、T型の現実に即してロジックに落とし込んで行動していく強みがあります。

その点で思考に耽りがちな「NF型(=直感型✕感情型)」のINFJとは異なり、正しく現実を認識したうえで自身が思い描くビジョンに向けてロジカルに行動していく点が我々INFJとは大きく異なると感じます。

私自身は現在メーカーの研究職として職務に従事しているわけですが、INFJである私とENTPである先輩の仕事のアプローチは全く異なるように思います。

INFJである私は「内向的直感Niユーザー」であるため、戦略的に計画を立案・推進することが好きで、Nヶ月後のゴールを明確に描き、そこから逆算して綿密な計画を立てていく流れが美しいと感じます。

まずは「あるべき姿」を思い描き、そこから逆算して必要なタスクは何か?思考から仕事を始めていくようなイメージです。

もう少し突っ込むと、実際に手を動かして実験は自分がやらなくてもいいかな、と現実をおざなりにしてしまう面があると感じています。

一方で、ENTPの先輩はまず行動し、その結果から仮説立てて進めていく流れを好んでいるようです(※上記したように戦略的なENTPも存在しますよ)。

私の先輩は「実験が好き」であることや「実験結果から仮説を立てていきたい」と仰っていて、INFJ(私)が思考から仕事に取り組むのに対し、ENTP(先輩)は実現象から仕事に取り組む点で相違しています。

まずはアクション(行動)からスタート、ということですね。

ENTPが戦略的な考え方を軽視しているかと言われるとそういうわけではなく、彼らの主機能「外向的直感Ne」が本領を発揮するのは具体的なアクションの結果が出てきてからであり、そこから将来の可能性を見出します。

ENTPは分析的な思考力に優れることが多く、行動した結果から仮説を立て(Ne機能)、実行していくという流れが彼らにとって自然なのかもしれません。

特徴②:直感力が優れる(Ne機能)

次に思うのが「直感力が優れている」ということで、もう少し具体的に記載すると「事象から想像可能な可能性の範囲が広い」ということです。

先に記載した通り、ENTPの主機能は「外向的直感Ne」であり、私の理解ではこの機能は「可能性を切り開いていく力」であると感じています。

ルールに縛られない彼らの自由奔放さであったり、突拍子もない行動や考え方は、実は誰よりも多岐に渡る将来の可能性を見出している結果の表れであると解釈しています。

ある物事から全く別の物事への関連性を見出す力、展開していく力、そんな力が彼らの優れた点です。

INFJの主機能である内向的直感が「収束させる力」とすると、ENTPの主機能である外向的直感は「発散させる力」と表現することが可能であり、過程は異なるものの、実は同じような可能性を見出していることが多く、同じ直感型であることもあり、話が合うことがしばしば。

あらゆる可能性を見出し、行動していける強さがENTPの魅力ですね

特徴③:ルールに縛られるのが嫌いそう

あらゆる可能性を見いだせるENTPですが、組織のルール、暗黙の慣習などに従うことにはストレスを感じていそうです。

ENTPにとっては彼らの行動の阻害要因となり得るものがストレス要因で、特に合理的な理由がなく従わなければならないルールは守る価値がない、とも感じているとか。

INFJもしばしばルールを守らないことがありますが、それはENTPのように合理的な理由の有無というよりは、そのルールによって他者が困っているかどうか、であることが多いです。

INFJはJ型なので基本的にはルールの類を遵守しますが、同時に外向的感情Feユーザーでもあるため、ルールにより苦しむ人がいるならば、そのルール自体を変えることを強く提案できる気質であると思います。

ENTPもFeユーザーではありますが、ルールの遵守に関する捉え方はINFJのそれとは少し異なり、ルールに合理性があるか否か、という点に重きを置くようです。

私の職場でもENTPの方は意図的なのかは知るところではありませんが、ルールの類を平気で守っていない姿が目立ち、私としては時に羨ましいなと感じることがあります。

合理性の有無のほか、ルールの遵守が彼らの主機能「外向的直感Ne」の発揮を阻害してくる場合などは、特にルール遵守のモチベーションが低下するようです。

まとめ

今回はINFJである私から見たENTPの特徴を簡単にまとめました。

書こうと思えばもっと書けるのですが、シンプルに3点程度でいいかな、ということでこの程度にしておきたいと思います。

一見するとINFJとENTPは対立することがあるように感じますが、INFJとENTPが描いているビジョンの方向性は似通っていることが多く、そしてINFJの実行力を補ってくれるのがENTPであるとも感じています。

私自身、思い悩んだ際に一歩先の道を示してくれていたのがENTPでした。

一方でENTPは彼ら自身の考えを理解してくれる存在、しっかりと議論に向き合ってくれる存在を求めており、個々の価値観を尊重できるINFJは彼らの良い相談相手となれると思います。

記事の感想をコメントいただけると幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?