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No.703 スーパーダンガンロンパ2をクリア

しました
備忘録がてら全体を通した簡単な感想(ネタバレ有)






ゲームシステム
・全体的に無印よりも面白く、わかりやすくなっていて良かった。
特にクライマックス推理は無印だととりあえず勘で当てていたので、2でのわかりやすさに感動した。
・推理の種類もロジカルダイブ、反撃ショーダウンなど追加されたものは概ね好みなものばかりだった。

・推理の難易度は無印よりも格段に難しくなっていた。無印ではラストの1回でしかゲームオーバーにならなかったのに、今回はゲームオーバーなしでクリアできた章はなかった。
・ただ、難しいというかヒントが少なすぎてどの証拠を使えばいいかわからないという場面がいくつかあったのはよくなかった。日向くんにはもう少しヒントを出してほしかった。
・4章のペンタゴンを当てる推理が分からな過ぎて初めて検索してしまった。ネットを見たら皆そこで詰まっていたので少し安心した。でも実際にペンタゴンには来たことがあるので、頑張れたら当てられたなとも思った。

シナリオ・キャラ
・ダンガンロンパのキャラは皆一癖あって良い。初見でそんなに印象に残らなかったキャラも段々好きになってくる。澪田とか左右田とか最初の印象はそんなだったけど、プレイしていく内に好きになっていって最終的に死んでほしくないキャラの最上位になっていた。
同じようなゲーム性のゲームとして逆転裁判もあるが、ダンガンロンパほどハマれるかどうか不安だ。ダンガンロンパはキャラの好きさでやっている部分も多分に含まれるから。

・最初に好きになったキャラは罪木だった(えっちだから)。

・後から好きになっていった澪田と左右田はどちらもちょっと頭が緩めなキャラだけど、どちらも違った良さがある。
・澪田は頭のネジが5、6本は外れているキャラで、設定上重苦しい雰囲気になりがちなこのゲームにおいて清涼剤だった。元気キャラが突き抜けていてサイコーにロック。あっけなく死んでしまって本当に悲しかった。ここで心が折れてやめてしまう可能性まであった。
・左右田はバカではあるんだけど澪田ほど突き抜けてはいなくて、変な思想の奴が多いこのゲームで、高嶺の花である王女に好意を向けていたり、軽薄な行動が多かったりと等身大な高校生感がとても丁度心地よかった。友達になりたい。

・七海は無印の霧切さんポジションだと思っていたし実際そうではあったんだけど、プレイし終わるころには霧切さんに抱いていた信頼感の他に、胸に焼き付くような感情がそこにあった。
・clannadの伊吹風子でも感じていたことなんだけど、「自分の存在が忘れられていく」展開にどうにも弱いかもしれない。
・死んでしまった人間でも誰かの記憶の中で生き続けることはできる。だが、存在が忘れられてしまったら、どんなにその人が当人にとって大切なものであったとしても、これまでの思い出は全てまっさらでなかったことになってしまう。Drヒルルクの言葉が思い起こされる。
・ただ、七海はこの問題に「たとえ忘れられたとしても、自分に会ったことで皆のこれからの選択を変えられる」という一つの解を出してくれた。
・うわー好きかも

・狛枝はこの物語の中心人物であった。いろんな意味で。
・いつも自分の想定外の立ち回りをする、まさにダンガンロンパといった感じのキャラだった。
・まず、砂浜で会ったときは前作主人公の声優だし真っ先に声をかけてくれたので、良き相棒であると同時にW主人公であるのかなと思った。豹変することだけは知っていたが、だいぶ後の方だろうと思っていた。
・1章でもう狂人の頭角を現した。
・5章で彼の狂気を再認識した。
・サイコパスのキャラを作ろうと思っても、これほどの精度のキャラクターはなかなか生み出せないと思う。

だいぶ長くなってしまった。ダンガンロンパのいいところは妄想の余地を残してくれるところですよね。学園生活どんなだっただろうかとか。超高校級の絶望だったときの彼らはどんなだったかとか。アニメをちょっと見てどんなだったかちょっとだけもう知ってしまったが、それはもう少し後でもよかったかもしれない。

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