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自分のやりたいことをしっかりと見つめる

昨日は某セミナーでした。
僕は運営として関わっているのですが、現役生が一年間各々のテーマを決めて取り組んできたプロジェクトの発表があり、それを見てきました。
その中で思ったことを。

全体的にまとまっていた

自分が現役の時から数えて3年目ですが、非常にまとまった発表のチームが多かったのが印象的でした。ロジックがしっかりと考えられていたり、自分たちの現在位置やできていること/いないことの把握がしっかりとなされていたり。皆がしっかりプロジェクトをまとめていて、具体的な製品やサービスの形が見えているものもたくさんありました。
一方で、最初からサービスのイメージが綺麗にまとまりすぎていて、誰の何のために使うのかがよく分からなくなっているチームもありました。

一番印象に残った発表

僕が個人的に一番印象に残ったのは、障害のある子どもを(ノーマライゼーション的な意味で)支援したいと言っていたチームです。
発表自体は、チームのまとまりが良くはなかった、かつ具体的なアクションまでなかなか辿り着かなかった、というものでした。しかし、そのプロセスで、自分たちが誰を幸せにしたいのか、その人たちの幸せってそもそもなんだ、ということがしっかりと考えられていることが感じ取れました。

ここが大事だと思います。
自分たちは、どんな人の困り感を解決したいのか、そこに根ざす問題とは何か、をしっかり考えることです。
前に進んでいないように見えても、それをしっかり考えることに時間とエネルギーを割いておくこと。そうすれば、先々なにかのトラブルがあっても、あるいは違うニーズに気づいた時も、ブレずにかつ変化をしていくことができます。
本人たちは苦しかったと思いますが、大変意義のある1年だったのではないでしょうか。

皆さん、おつかれさまでした!

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