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オンライン授業を受けてみた感想

1-3月、某Gというビジネススクールに単科生で通学しています。
実践的、参加型で割と面白かったのですが、今回のコロナ騒ぎで後半がオンライン授業となってしまいました。
オンラインはオンラインでいろいろと気づきがあったので、感想を書いてみました。


やっぱりオンラインは疲れる

やっぱりオンラインは疲れます。とにかく疲れる。
休憩があるとは言え、3時間ずっとPCに向かって放送を見ながらコメントしたりするのです。そりゃ疲れますよね・・・
モニター見るのもPCの音を聞くのもキーボード叩くのも嫌だ!というくらいには疲れます。


オフラインとオンラインの違い① 資料

先生も生徒も、画面共有した資料をお互いに見ながら話す感じになるので、内容の理解はスムーズな面もありました。オフラインだと意外とスライドに則らずに話がすすんだり、生徒も熱が入ってる先生の方を見ちゃうこともあります。オンラインの方が資料に基づいた授業進行になっていた印象はあります。

違い② 挙手

某Gではzoomを使って授業を受けるのですが、ちゃんと挙手とかチェックとかのボタンがあります。そのボタンをポチっと押すと、オフラインの授業と同じように「発言したいです主張」ができる訳です。
個人的にはリアル挙手よりもハードルが低いような気がします。思いきらなくても良いというか。物理的に手を挙げるのと、アイコンをポチっとするだけなのとではなんとなく心の抵抗感が違うように思います。
ただ「先生がこっちを見てないからたぶん当てられないな」という様子は窺えないので、一度ポチるとそのくだりが終わるまでは(他の人の発言中も)ドキドキしたまま待つハメになります。

一方で、挙手するかどうか悩むポイントとしては「周りの反応が分からない」です。一応画面を見れば誰が挙手しているかは把握できるのですが、どういうニュアンスや空気感で挙手しようとしているのかまでは分かりません。僕は割と誰も手を挙げない時に「挙げてみようかなー」とやるタイプなのですが、周りを見ても挙げそうな人がいるかどうか分からないので、動きにくくはありました。

また、先生とのやりとりに関しては瞬間的に1:1になる感じがします。「皆の前で注目されて話している」感が全くないので、思い切った質問をしたり、自分の意見をしっかり述べたりしやすい印象でした。

違い③ ディスカッション

zoomには小グループごとにディスカッションができる機能があります(有料版だけかな?)。対面でのグループワークと同じように、数人でビデオ通話を通じたディスカッションができます。
これは慣れの問題もあると思うのですが、オフラインほど発言がスムーズに流れませんでした。次に誰が喋ろうとしているのか、空気の動きや息遣いでは分からなかったからです。
結果、皆がちょっと待ってから発言するようになり、ディスカッションの熱が上がりきらずにセッションが終わってしまうことも多々ありました。

違い④ チャット機能の良し悪し

チャット機能があるため、先生の話の最中にもチャットで話が展開します。「ここがよく分からない」「これと勘違いしてた」「これってこういうことかな?」と誰かが書くと、別の誰かが反応します。先生が答えてくれることもあります。
この方式はオフラインよりもはるかに発言のハードルが低く感じます。ちょっとした感想や疑問が共有されることで生徒同士の共感の輪が広がったり、挙手して聞くほどでもない疑問がちゃんと解決したりします。
こうして発言の活発化ができるのはとても良いと思います。

一方、「資料を見る」「先生の話を聞く」「ノートを取る」「チャットをチェックする」という作業がマルチタスク的に発生するので、これを器用にやり分ける必要はあります。ここはかなりしんどかったし集中力を要しました。

その他

通信であるがゆえのタイムラグ・接続不良、挙手してから先生が当てるまでの待ち時間や切り替えにかかる時間はオフラインよりも多かったなと思います(当然起こるので仕方ないけど)。
また、講師のキャラクターや上手さも関係しているなという印象で、お互いに「場の空気」を共有できていない状態でどれくらい集中を引き付けて議論を活性化させるかは、とても難しいだろうなと思いました。
今回はもともとアナログである程度知っている人同士だったのもあるので、そういう相手とはオンラインディスカッションもスムーズだったかもしれません。これが最初から完全にオンラインだったらまた少し印象が違うのかもしれません。
(でもそういえば昔オンライン英会話をやっていた時に、講師とすごく仲良くなってFBで繋がったりしたこともあるので、オフライン/オンライン関係なく単純に接触頻度や気が合う合わないの問題も大きいのかしら)。

まとめ

・オンライン授業はそれなりに楽しかった
・でも疲れる
・やってみると新しい発見があるかも

いろいろと不自由な暮らしが続きますが、この機会にいろんな新しいごとにチャレンジしてみるのも一つの手かもしれません。

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