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失敗の種類について


先日、別のnote記事を書いている時に「やっちゃいけない失敗」というフレーズが出てきました。それにセルフインスパイアされて、今日は「失敗の種類」について書きたいと思います。

失敗の切り口

僕が思うに、失敗を分類する切り口は二つ
一つは「学びになる/ならない」、もう一つは「取り返しがつく/つかない」です。

学びになる or ならない

失敗から学ぶことは、山ほどあります。特に近年は「批判的思考」という名のもと、ものごとをブラッシュアップするべく振り返りまくることが勧められています。失敗から学べば、同じ失敗をしにくくなる。失敗を意味のあるものにするためにも、しっかりと振り返りをしたいところです。
しかし、同じ失敗を漫然と何度も繰り返していると、それは学びになりません。どう失敗したのか、どう失敗したのか、そういうことをきちんと振り返ることなしには、失敗は学びにならないのです。あるいは、自分ではどうすることもできない(コントロールの外にある)失敗も、ある意味では学びになりません。次に同じことが起きても自分にできることはない、というくらいしか学びにならないですよね。

取り返しがつく or つかない

これは、可能であれば「取り返しがつく失敗」にしたいですよね。
「取り返しがつかない失敗」と言うと、例えば「バイク事故で下半身不随になった」「仕事でミスをして会社をクビになった」「それどころか倒産した」などは、取り返しがつかない失敗です。それすらも糧にして立ち上がり「あれがあったから今の俺があるんだ」というタフな方もいますが、僕は可能なら経験したくはないです(失敗の後にどう立ち上がるかは今回割愛します)。

まあでも学ばなくても、取り返しがつかなくてもええんですけどね

とは言え、そんなことばかり言っていても疲れてしまうなとも思います。
我々はとかく、何度も同じ失敗をする人に対して「ほんと学習しないよね」と批判的な目を向けたりもするのですが、そういう面も含めてその人の人格や人生が出来上がっていくんだ、、、と思えば、そういう味わい方もナシではない。

マイナスの出来事を大きな流れの中でどうとらえ、どう位置づけるか。
それが全てネガティブであったとしても、それが良くないとなぜ言い切れるのか。考えれば考えるほど、行き先が見えなくなりそうです・・・(笑)

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