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情報量の単位

パソコンやスマートフォンで扱う文章や写真の大きさは、「バイト」という単位で表されます。

単位は1024ごとに大きくなり、1024バイトで、1キロバイト、1メガバイトで、1ギガバイト と言う風に、かわっていきます。

また、それぞれ文章で表すときなど、英語の頭文字をとって、キロバイトをKB、メガバイトをMBと表すこともあります。

このような情報量の単位は、パソコンやスマートフォンに保存できる文章や写真などのファイル量に関係してきます。また、最近では、スマートフォンでひと月に通信できる容量にも関係するようになってきました。

パソコンやスマートフォンに保存できるファイル量

パソコンやスマートフォンの中に保存しておけるファイルの量は、パソコンやスマートフォンの中にある、記録用部品の容量によって決まります。

2014年10月現在、パソコンでは1テラバイト程度、スマートフォンやタブレットでも32ギガバイト程度の情報が入る部品が使われていることが多いです。

これら記録用の部品は、ハードディスクやSSDなどという部品が使われていることが多いです。スマートフォンやタブレットではストレージやROMと呼ばれることもあります(「ストレージ」は英語で、貯蔵・保管などという意味の言葉です)。

スマートフォンでひと月に通信できる容量

スマートフォンでひと月に通信できる量は、携帯電話会社との契約によって決まっています。

多くの契約では、ひと月に通信できる量に制限があり、ひと月にこれ以上の通信を行うと、通信制限が行われるようになっています。制限量以上の通信を行っても、スマートフォンでインターネットにつなげなくなるわけではありませんが、インターネットとの通信が遅くなり、インターネット上の文章や写真を表示するのに、制限がないとき以上に時間がかかるようになってしまいます。

この通信量の制限は、携帯電話会社によって異なりますが、おおよそひと月1ギガバイト~15ギガバイトまでの契約があり、それぞれ月にかかる通信料が変わります。

特に動画などは、容量が大きく、見るのに多くの通信量を使いますので、スマートフォンやタブレットで動画を見る場合は、ひと月に多くの通信が出来る契約を行う必要があります。自分にあった通信契約を行うとよいでしょう。

そのほか、容量に気をつけたい場面

そのほかにも、たとえば他人にメールを送るときや、パソコンやスマートフォンにたくさんの写真を保存する時、ソフト・アプリをインストールするときなど、情報の大きさを意識する場面は少なくありません。

容量の単位については覚えておくとよいでしょう。

バイトとビット

また、情報量を表す単位として、バイトの他に、「ビット」という単位を聞くこともあると思います。例えば、スマートフォンの通信の速さで書かれている、「bps」のbは、「バイト」ではなく「ビット」です。このビットとはどういうものなのでしょうか。

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