「ダンドリ仕事術」を要約
•はじめに
なんとなく仕事をし、なんとなく日々を過ごしていると、なんとなく人生は終わってしまう!ということに危機を持って取り組むべきである。
ダンドリの悪い人は先天的に「鈍臭い」「要領が悪い」といったレッテルを貼られがちであるが、訓練し、日々意識して行動に移すことで、成果が上がるものだ。
•急がば回れ!
まずは全体の構成をイメージすることが先決。
「段取り八分」という言葉があるように、ダンドリをしっかり行なっていれば、あとは楽に進む。
•標準時間を持つ!
1日の限られた時間をいかに使いこなすか?を考えた時に、所要時間の見積もりをしっかり行うことは基本になる。
自分がやった場合、どれくらいの時間がかかる?という「標準時間」の意識を持つ。
•全ての仕事にデッドラインを!
全てのwhatに対して、whenを設定することで、自分との約束を果たすことになる。
あえて何も入れない時間を作っておくことで想定外のトラブルにも対応できる様にする。
トラブルがない場合、ヒマを持て余すのではなく、前倒しできるタスクなどを片付けることも肝心。
•忙しいと言わない!
「忙しい」が口癖の人は原因を見出すこともしなければ、解決策を実行に移すこともしない。
「忙しい」と言うことはネガティブな習慣を作っていることに早く気づくべきである。
忙しい原因が明確なのであれば解決策を実行すればいい。
•残業しないキャラ作り
たまに残業していることが美学と言わんばかりに、一人で早く帰れない雰囲気の会社があるがこれは大間違いである。残業は集中力が切れ、生産性も落ちてくるもの。
アイツはいつもテキパキと仕事をこなして早く切り上げているなぁというキャラ作りが肝心である。
誰もがラクに仕事わ進めたいものであるが、現実はそうはいかないもの。だったら、仕事を楽しく、やりがいのあるものにする意識を持つことが大切。受け身でやらされ感があっては誰しも重い腰は上がらない。仕事は自ら切り拓いてナンボの世界!
•完璧ではなく、「良い加減」な仕事を!
全てキッチリやろうとしない、肩の力を抜く加減を知っている人こそ、精神的にも、充実している場合が多い。仕事は緩急をつけて、ラクできるところは大きく抜いて進めるべきである。
•仕事は毎日コツコツ先行逃げ切り型で!
仕事の優先順位設定の基本として、緊急度と重要度がある。
ここで着目したいのは緊急ではないけれど重要な仕事である。どうしても時間に余裕があると、後回しにしがちであるが、ここで毎日少しずつでもスキマ時間を見つけて進めていくことがポイントである。
•小さな仕事はどんどんさばく!
即、処理できる仕事を貯め込まずにどんどんサバいてしまうことで、自分の手持ち仕事を減らし、本来集中すべき仕事をじっくりこなすことができるようになる。
•ソウレンホウの法則
「ホウレンソウ」はゴロあわせなので、必ず報告→連絡→相談と文字通りの順番で実践しないといけない訳ではない。「相談→連絡→報告」と逆の順番で実践するのがおすすめ。なぜなら、まず何かに着手する際、「どうすれば良いですか?」とか、「自分はこのように考えていますがどう思われますか?」と上司など周囲に対して、相談し、意見を求めることで、最適な方法が見出せるからだ。最初から「こうでした!」と報告から入ると、時すでに遅し、ということがある。まずは気軽に相談をすること、自分の引き出しをたくさん作ってあげることが肝心である。
•挙手!挙手!挙手!
若い内は多少の無理も大したことない。失敗を恐れ、消極的な姿勢で仕事をする若手の方が見受けられるが、「経験と失敗なくして成長なし」と肝に銘じ、どんどん積極的な姿勢で仕事に取り組むことで成長とチャンスが巡ってくる。
•自分なりの「脱力タイム」を設定しよう!
毎週何曜日と決めることはなく、仕事の周期にあわせて、ここで脱力!というタイミングをつくる。ダラダラ仕事をするより、一度脱力して回復した状態で改めて仕事に取り組むことができるので、費用対効果は高いと言える。心身ともに落ち着き、仕事から解放され、脱力する時間が必要である。
•自分ならどうするか?を常に考える!
仕事においても同じで「ヒト•モノ•カネ」といった資源を与えられても人によって使い方や方法は変わってくる。「自分だったらどうするか?」を常に考えておくことで、どのようなケースにも対応できるようになる。
•イメージではなく、事実をつかもう!
「忙しい」「短い」「大きい」「シンプル」「うまい」「たくさん」これらの言葉のいずれにも共通することは主観であるということ。
「大変だ!」とか「いい加減だ!」と言っていても問題の解決にはつながらない。
数字や実際起こったことを軸に客観的事実を捉えることで、本来どこに問題があるのか?と的確や判断ができるようになる。
•ダンドリ力をアップさせるための気付き力!
身の回りにある成功事例を活用しよう!
成功事例はゴロゴロ転がっているが、それに気づくことができずにチャンスを逃してしまっているケースは多い。成功している人の良いところを探すことで、コツを発見することができる。それをコピーして自分のものにすれば、より効率よく仕事が進められるはず。
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