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031_借金数千万の経緯

TwitterのDMで借金数千万(具体的には6,000万+)の理由についてご質問いただくので、回答いたします。なお、返済の状況については自分への責務と反省を込め定期で投稿しますが、借金の背景についてはこれが最初で最後の言及にします。

(背景)
数年前から本職の側、友人の会社の立上げに関わり、役員になる。
事業自体は余裕がなかったが着実に裾野を広げていた。
自身は、主に会計周りをお手伝いしていた(お手伝いといっても役員なのでがっつり責任を追っていた)

ある日、某誰もが知る企業(A社)とPoCでプロジェクトをすることになった。
なお、この案件にはもう1社別の企業(B社)が関わっており、実質的にはその企業に間に入っていただき、PJが始まった。成果物を作成した

スタッフの1名が成果物のプログラミングのコードをPublicにした
結果、機密のソースコードが世界中に公開された(機密情報は入っておらず、コードのみ公開)
重大なインシデントが発生した(ガバナンスが十分ではなかった)

これに伴い、数千万の瑕疵がA社、B社に対して発生した
Publicにしたコードを発見次第すぐにPrivateにした
某誰もが知る企業のリスクレベル5段階のうち4段階にエスカレーションされた

この時点で、被害が大きくなる可能性が発生し、
会社として取るべきアクションを顧問弁護士と相談、
別で走るPJも複数あり、連鎖的に迷惑をかける可能性を孕んだため会社closeを意思決定した

事業をcloseした

(会社close+xx日程度)
会社の資産が管財人に移った
- 5社程度の別クライアント途中プロジェクトが止まった
- 銀行の融資返済が止まった
- スタッフの最後の1ヶ月の給与の支払いが止まった

(会社close+5日程度)
スタッフ数名には知り合いの同業種に引き合わせていただき、次の新天地を複数か所確保して、全員の新天地が決まった(全員の給与はUPした)

(会社close+7日程度)
各社債権、銀行融資、スタッフ給与1ヶ月分で合計6,000万+の債権が発生した

(会社close+10日程度)
TAKAMIのポケットから1,000万円を銀行に支払った→融資返済完了

(会社close+20日程度)
TAKAMIのポケットから2,000万円をスタッフ+A社、B社(B社経由でA社に返済)+一部クライアントに返済完了

現在
残り数千万の債権が残存

※法的な債権ではないため、返済の契約書、義務はない
※複数社頓挫したPJのうち複数社は継続依頼を受けており、継続→完遂であれば返済は実質不要のため、合計返済金額は減る

抽象的な部分を入れていますが、概要は上記です



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