ガントチャートの演習問題 (Tableau WOW2018 W6より)
Week 6: Regional Sales Across the Product Hierarchy
WorkoutWednesdayの2018-W6はガントチャートが含まれる問題でした。
1か所だけ難しい部分があるのですが、それ以外は特別難しいところもないので是非演習として取り組むと良いでしょう。
というのもあるし、解答のワークブックがダウンロード出来ないようなので備忘録としてメモしておきます。
やることは円とガントチャートの2重軸になります。ガントチャートの部分の中央にラインが入っていてこの真ん中の黒い線を表現するのが、とても……ヒラメキが必要です。
ヒラメキさえすれば実装は非常に簡単なので最後にちょろっと付け足せば大丈夫です。とりあえず、円とガントチャートで作ります。
ガントチャートは開始位置とガントチャートの長さを表す2つの計算式が必要です。
色々求め方はありますが私は
開始位置はmin({INCLUDE [Region] :sum([Sales])})
ガントサイズはmax({INCLUDE [Region] :sum([Sales])})-min({INCLUDE [Region] :sum([Sales])})で実装しました。
一発でこの計算式を求められたわけではないので、試行錯誤しながら計算フィールドを作るのが良いのではないでしょうか。
window_minで求められるのかな?と思ってやってみてもRegionの合算になってしまい、詳細にRegionを入れてもダメだったのでこれはIncludeでRegionの粒度を入れるしかないなという事がわかりました。includeを使ったらwindow_minをminに変更する必要があるので、そのようにしたら目的の計算フィールドが出来ました。
他に気を付けた方が良いところは、円のサイズがドリルダウン前後で変化してしまうことがあります。そうした際は「手動サイズ変更のクリア」を押してください。
で、問題の最後の中央の線ですが、ガントチャートの幅をどんどん広くしていった画像を見てください。
そうです、枠線が白いだけです。黒のガントチャートだったものに白枠をつけて出来るだけ細い線にすれば完成です。
リアルタイムでのWOWでガントチャートが続いたので、ダメ押しももう一門でした。
白枠のところに気が付くかどうかがめちゃくちゃムズカシイですね。
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