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生え抜きに拘る理由

お陰様で4周年を迎えプロフェッショナルレスリングJUST TAP OUTから『JTO』と名称もシンプルになった

所属選手も20数名まで増えた

4周年記念大会に出たレギュラー勢も合わせれば30名を越えた

所属選手は皆JTOに入門しJTOで育ちJTOでデビューした者のみ

他所から移籍選手はなし!

うちに入る前に他所で練習したことある者はいるがデビューはしてない者だけ

他所でデビューした人間は所属にはしないのが俺の拘りである

それには個人的に深い理由がある

他団体移籍やら引き抜きやらが横行するプロレス界

円満に移籍なら良いとは思うのだが、、、いずれの形でも大事に育てた選手が移籍するというのは団体の長としては気持ち的に良いものではない

団体経営者になって20数年

今まで何人も育って巣立って行った

どんな選手であれ何かしら思い入れはある

その度に胸にポッカリ穴が開く感じだった

もちろん辞めた理由は俺にもあることはわかっている

でもその時はその時の俺の全力を尽くしてきたしそれでも辞めると言われたら何も言えないしできない

この悲しさ、虚しさは団体の長を経験したものじゃないとわからないかもしれない

うちは所属は生え抜きに拘った理由として他所から移籍があれば結果的に元の団体の長を悲しませることになる

うちはそれだけはするまい!とJTO旗揚げ前に決めた

JTO旗揚げ時に当時のKAIENTAIDOJOの練習生を引き抜いたなんて言われたこともあった

それに関してはデビュー前だから!とかではなくJTOに来た数名は俺自身が声かけてKAIENTAIDOJOに入門した者

KAIENTAIDOJOを辞める際に彼等には『俺はここを辞めることになった。俺が声かけたのに申し訳ない。ここで続けるのもよし!どうなるかわからない俺について来るもよし!どうするかは自分で決めな』と話した

即決するもの迷うものも居たがすべて本人達の意思に任せた

JTOが出来てからも舞華、田村ハヤト、KANON、YuuRIが巣立って行った

精神力は強い俺だが都度かなりのダメージを受けたものだ

こんな思いはもうしたくない、、、、

そして他所の代表にもしてほしくない

簡単に言うとこれが俺がJTOが生え抜きのみに拘る理由です

これは曲げずに行きたいと思います。





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