見出し画像

木霊

いつまでも響き続ける言葉がある。僕にとってそれは、ポートレートを通じて知り合ったカメラマンや被写体さんの言葉だと言える。

ある日の事、いつも見ている被写体さんの作品にいつもと違う空気感が漂っていた。2年間ほぼ毎日見てきたから分かる。不思議に思い聞いてみると、被写体を始めた頃の作品だと言う。

「きっとこの雰囲気はもう私が出せない…同じ写真は二度と撮れないの…だから丁寧に丁寧に表現したい」

「takaさん、一回一回の撮影って儚い記憶なの。だから毎日の生きた証を丁寧に丁寧に切り取ってね」

あれから2年経ったがこの言葉が今も木霊している。

#ポートレート #カメラマン #被写体

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?