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太字

おはようございます。なんだこの太字にするのは、いつからこういうふうに太字にするのが流行りだしたんだ。太字。大事なことみたいにみえる。これすごいよね、自分しか大事だと思ってないのに、この太字にするやつのおかげで、だれか他者が大事だと承認したみたいに見える。編集さんが入ったみたいな気持ち。細字。

僕は最近起きる時間が14時くらいになってしまっているのだけど、たまには起きたその頭で文章でもかいてみるかという気分になり、この文を書いてみている。あいまこれ細字にもどしたいのに、太字のまま続いてしまっている。改行したりしないと細字に戻らないのか

もどった。最近はまた不条理系小説とかドラマとか(netflixの『ダークジェントリー』おもしろかったなあ、竜の歯医者も今更見たんだけど、すごくよかったな、それで舞城王太郎はやっぱりすごいんだなあ、というか、好きだな、ダグラスアダムス、ミヒャエルエンデ、カート・ヴォネガットくらいのレベルで好きだなと思っていまたくさん調べているうちに、そういう文章の練習してみたいと思いこれを書いています。読みたい人どうぞ、(ところで、この()っていう記号、ものすごい機能だよ。文章っていうコンテンツは映画や音楽と同じ一方通行の一本のタイムラインでできているんだけど、この()っていうのは文章上にパラレルなタイムラインを作ることができるのがすごい、これを読んでいるあなたの目そのものがYOUTUBEの下のバーみたいな時間軸の現時点を現す点だとして、この()のなかに(ところで、僕がさっきたべたセブンのサンドイッチだけど)みたいに挿入することにより、()の外がわを一時停止しつつ、そこから枝分かれした別のタイムラインに移行することができる。これちょっとプログラミングっぽいと思う。プログラミングあんまりわかってないけど)さてここはどの時間軸でしょう)よんでやっぱ不条理だよね、と初心に戻りつつあるところで、不条理から生まれた僕の文化的思考は二週目の不条理に到着しつつある。あんまり日々とかそういうの、好きだけど表現対象としては難しいってか、自分ひとりでは料理できないから、一人でやるときは不条理とかをやっていくぞっていう気持ちで、文章もそのようにしてみている。そんな時頼んでいた通信学習の第一回目の資料が届いた。

それをみた僕は思わず文字が太字を通り越して

大きくなった。あ

これはすごい受け狙いっぽい大きさで恥ずかしい、こんな大きさの文字を使いこなしている人々、どんな恥を天秤にかけて日々をすごしているのだろうか。とにかくこの大きさで文字を打つことそのものがものすごく恥ずかしいじゃないですか。電車や自分の部屋で、外に聞こえるくらいの大きさの声で話しているような感じ、もしくは、舞台に立たされて100パーセントすべるコントをやらされているような感じがする。

ああ恥ずかしかった。もうあの恥ずかしさからすると太字なんて大して恥ずかしくない。むしろ、少し控えめな主張でおしゃれなのかもしれないと思うようになってしまう。ようし、通信教育の中身を開いて、みてみよう。

バーチャル大学・人間と私たち
1・人間はどんな形だったか?


バーチャル大学を受講の皆さん、こんにちわ。
かつて物理空間(現在のデータサーバー空間)に存在し、この情報空間を作った我々の祖先である人間という生物について、みなさんはどの程度ご存知でしょうか?

人間のイメージすらわからないという方も多いと思いますので説明して参ります。人間は、y軸を中心に左右対称の複数のユニットから成り立ち、x軸、z軸は薄くy軸に長い生物でした。各ユニットには可動性のボーンが通っており、テクスチャは、R246・G197・B173あたり。色は様々ですが総じてRが高めです。

彼らは足と呼ばれるユニットで地面に立ち、手と呼ばれるユニットで様々なものを作り出し、顔と呼ばれるユニットでコミュニケーション・情報収集・情報演算を行いました。

そして顔を認識するシステムを外部に作成しました。我々にも備わっている『顔認識』がそのシステムです。

まさか通信教育までこんなに大きな文字で書かれているとは、主張がなんと強い教育なんだろう。ふつうこういうのは、大きいのはタイトルだけ、百歩譲ってもサブタイトルまでではないのだろうか。すごいなあ。

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