ペイパル($PYPL)のFY22.Q1決算発表【ガイダンス未達】
こんにちはー!
本日は先日発表されたペイパルの決算報告についてまとめました!では、内容を見ていきましょう ♪
業種:金融・クレカ/支払い処理(Finance - CrdtCard/Pmtpr)
ペイパル($PYPL)FY22.Q1:決算発表サマリー
売上:○、EPS:○、ガイダンス:X
C = Current Big or Accelerating Quarterly Earnings and Sales per Share
売上(四半期)
$6.48B / YoY+7%増(アナリスト予想:$6.4B)
*前年同期比で25%以上であることで、未達
KPI(四半期)
EPS(四半期)
$0.88 / YoY-28%減 (アナリスト予想:$0.88)
*前年同期比で25%以上であることで、未達だが売上と同じ状況で前年比較が厳しい
A = Annual Earnings Increases: Look for Big Growth
EPS(年間)
一株当たり営業 CF(四半期)
$1.06/ YoY -28%減 / vs EPS +20%増
ROE
2%
*Return on Equity は最低でも17%以上であること
N = Newer Companies, New Products, New Management, New Highs Off Properly Formed Chart Bases
*新商品、新サービス
S = Supply and Demand: Big Volume Demand at Key Points
*上昇の出来高が高く、下落の出来高は枯渇していること
その他検討事項:自社株買入、負債比率、比率が高い株式分割は X
L = Leader or Laggard: Which Is Your Stock?
*同じグループ・業種の中で上位2、3社を選ぶ
*RS ライン(マーケットと比較して、強いか否か)
*市場が調整中にマーケット下落より下落幅が少ない
I = Institutional Sponsorship
*機関投資家が市場の7割くらいを動かしていて、機関投資家の質と増加が大事
ガイダンス
ガイダンス:
・売上:(FY22.Q2)$6.76B (前年比 ~+9%) (通年)$28.19B~ $28.7B (前年比 ~+11%-13%)
・Non-GAAP EPS:(FY22.Q2)$0.86 /(通年)$3.81~$3.93
アナリスト予想:
・売上:(FY22.Q2)$7.09B (前年比 +14%) (通年)$29.3B (前年比 +15%)
・EPS:(FY22.Q2)$1.12 /(通年)$4.63
決算コール質疑応答
Q:Eコマースの予想について、前期は通年で10%くらいの成長をコメントしてたが、アップデートは?
A:年の初めには10%を予測していたが、アメリカは実際のQ1はそれより少し下にある。これに応じてガイダンスを作成している。アメリカについては10%を少し下回り、イギリスについては半分くらいでかなり弱いトレンドが見られている。
Q:ブレインツリー(ペイパル・エンタープライズ)の貢献について
A:ブレインツリーは貢献度が期待より上回るため、カードのファンディングコストは高くなる。去年のブレインツリーのTPVへの貢献は79%YoYで成長し、Q1は61%だった。既にある程度の規模がある中での高い成長率。
Q:Venmoの成長について
A:今年の終わりにはアマゾンとのローンチがある。他にも新しいプロジェクトは複数あり:デビットカードの追加、P2Pの改良、子供用のアカウントなど。即時振込については手数料を他社に近づくようにあげることを発表している。BNPLももちろん進めていて、Venmoとペイパル両方で使えるように考えている。
Q:海外成長は
A:11%ー13%の成長に対して、海外は少し遅れているのが現状。Q1は去年のQ4と比較で悪かった。
Q:M&Aについて
A:さまざまな買収機会を見ている。例えば、日本の市場へのアクセスとして良い例はPaidy。また、今年フォーカスしたことははっきりしているのと現在の市場はまだ割高なので、必要に応じて案件を進める。
Q:eBayの今後について
A:おそらく、eBayの成長率は2−3%でとどまり、ボリュームとしても2−3%。ex-eBayの成長率のガイダンスは16%で、去年は29%だった。また、海外eBayには今後それほど注力しない考え。これは、顧客エンゲージメントを高めるためには、かなりの設備・投資・時間が要するため。
まとめ
C:X → 25%以上(売上未達、EPS 悪化)
A:X → 25%以上(EPS 悪化見込み)
N:○ → 新商品
S:○ → 直近の上昇での出来高高い
L:X → 業種平均を大きく上回る
I :X → 機関投資家、直近2期下落
M:X → 市場状況(Market in correction)
では、素敵な 1 日を ♫
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