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今年のクリスマスプレゼント

今年のクリスマスは、素敵に過ごせました。

10代の頃は、素敵な人に出会うことを夢見ていた。ただ、たぶん、同年代の普通より、具体性には欠けていたと思う。

社会人になってからは、仕事最優先で感情をコントロールするようになって、自分でコントロールできない要素が多い分野にあまり手を出さないようになっていった。

そのかいあってか、今では、どんな状況でも組織の立場でスムーズに仕事を進めることができるようになった。

組織にとっては良いことだと思うけれど、ただ、自分にとって良いことなのかはわからない。感情の揺れを排除した方が、明らかに「仕事の効率」は上がるけれど、私の場合、「やり過ぎ」感はあると思う。プライベートだと、情緒がアップダウンして、それを仕事にも引きずるので、「面倒な」プライベートな部分からは撤退しているのが現状。

・・・
だから、今年も、「ご褒美ケーキ」を「お取り寄せ」して、それを楽しみに、クリスマスにもある容赦のない激務を乗り切って、帰路についた。

まあ、私にとっては、仕事が忙しいことは「いつも」のことだし、クリスマス・イブと言うより、普通の金曜日な感じだった。

クセで、金曜日恒例の「コンビニスイーツ買い」に、帰り道で、一番品揃えの良いセブンイレブンに寄って、気づいた。
『あー。今日は、お取り寄せしてたんだっけ。』
まあ、せっかくお店の中に入ったんだか、飲み物だけ買って帰ろう。

そう思って、カフェラテを頼もうとレジに進むと、なんと、なんと、伏黒くんがいるではありませんか!
11月に販売していた(私も買った)呪術廻戦とコラボした『明治アーモンドチョコレート』が、各種5箱ずつ置いてあるではありませんか。

パッケージには、バックスタイルでふり向く「見返り美男子」の伏黒くん。(五条先生、虎杖、野薔薇ちゃんも、同じスタイルだけど。)

キュンとした。

・・・
キュンとした自分にビックリした。

伏黒くんは好きだけど、前に買ったチョコだし、家にパッケージもフィギュアも飾ってあるし。そんなに動揺することではないのでは、と反射的に考えた。それから、少し遅れて、思い出した。
『あれ?これって、大学生の時、クリスマスにチャペルの前で、大好きで尊敬する先輩を見つけた時に感じたのと同じ気持ちなのでは・・・。』

いつもだと、ここで、心揺らいだ自分を反省し、対処法を列挙するけれど、今回は、なぜか、「クリスマス・イブにバッタリ出会った伏黒くんにキュンとした自分」を受け入れてしまった。

だって、あまりに、伏黒くんの視線が素敵だったので。

・・・
クリスマス・イブの夜の9時過ぎに、コンビニで、アニメ(漫画?映画?)とコラボした、キャラクターのフィギュア付きの「お高め」なチョコレートを買うOLは、こんな田舎では、異端視されるかなぁと思ったけど、(伏黒くんを見てからここまでの思考に0.0015秒)これは神さまからのクリスマスプレゼントだと思い、「いつもどおり」に買うことにした。

買って、良かった!
なんだか、とても嬉しくなった。
これからは、これで、職場の机にも、伏黒くんフィギュアをおける。サイズが職場にちょうど良いし。(冒頭の写真、ご覧ください。)

ありがとうございます、神さま。
これからも、お仕事、がんばります。
だから、来年のプレゼントも、よろしくお願いします。

って、来年のことは、言うべきことではないかも、ですね。⁡




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