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脳の活性化②

「読書の秋2021」のために『やる気が出る脳』を読んで以来、毎日、この本を読んでいる。(って、まだ1週間くらいだけど。)

毎日、まず、「第4章 やる気を生み出す日常のコツ」から読み始める。

この章を読むと、日頃の行動から、自分の脳の「未発達分野」を特定することができるからだ。

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この本では、脳を機能に応じて、脳が8つの分野に分けられており、読者は、それらの中から、自分の弱点分野を探し、鍛えていくことになるが、自分の弱点を正解に把握するのは、案外難しい。

この本の中で挙げられている8分野は、こちら。

1. 思考系脳
2. 視覚系脳
3. 聴覚系脳
4. 理解系脳
5. 伝達系脳
6. 記憶系脳
7. 感情系脳
8. 運動系脳

第1章、第2章では、それぞれの脳の働き・機能が詳しく述べられ、各分野の脳の鍛え方、脳トレ方法が、丁寧に書いてある。

第2章にある脳トレを全部やることが、「覚醒」への近道なのだろうが、もともと、ぐーたらで、面倒くさがりで、少ない努力で結果を出したい私が、「全部やる」などということを、できるはずがない。

私は、いつでも、手っ取り早く、弱点を強化したい。

だから、先ず、弱点を探すため、第2章を読んだが、弱点を見つけることが出来なかった。

正確にいえば、弱点ばかりで、どこから強化を始めれば良いかが、わからなかった。

そこで、私は、脳の働きをより身近に捉え、脳トレを日常生活に落とし込んで説明している「第4章 やる気を生み出す日常のコツ」から読み始め、自分の弱点を見つけてから、第2章で、具体的なトレーニング方法を学び、実践している。

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この本の中で、私に一番刺さったのは、第4章 p.177。

人はイレギュラーな出来事に慣れていないと、ちょっとしたことでも思考が停止する。

すぐ混乱する人は、整理整頓ができない人が多いです。

・状況のカテゴリ化ができない
・意味づけができない
・状況の配列ができない

だから新しい情報を聞いたときや目の前で起こったことが、今までの自分の頭のなかでどう結びつくか、瞬時にはわからないのです。

私の場合、まさに、これ。

仕事以外の人間関係が苦手、特に、恋愛関係が苦手なのは、イレギュラーな出来事に対処できないからだ。

仕事ならば、模範解答、より攻めの対応、より柔軟な対応などなどが、バッチリ頭に入っている。だから、大抵の場合、対処法が、速く明確に、浮かんでくる。

でも、日常の人間関係、ルールの曖昧な人間関係だと、とたんに対応できなくなる。

変数が多すぎて、対処できない。

他人のことなど、わかるはずもない。自分のことでさえも、手に負えない時もある。体調が悪かったり、忙しかったりすると、普段ならなんでもないことにも、イラつくことがある。

恋愛が絡むと、感情が、さらにややこしくなる。

人間関係、恋愛関係は、イレギュラーなことが多すぎて、「目の前で起こったことが、今までの自分の頭のなかでどう結びつくか」わからなくなり、冷静でいられなくなり、感情的になってしまう。

感情的になると、とても疲れる。

だから、私は、この苦手分野を切り捨てている。

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こんな私は、フリーズする脳を持つ私は、「理解系脳が未発達」ということになるらしい。

そして、そんな私は、「整理整頓をする」と良いらしい。

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「カテゴリ化」の意味はわかるし、ぶっちゃけ、「カテゴリ化」は得意だ。ただ、「日常生活にカテゴリ化を応用する。」という発想は、全くなかった。

つまり、「整理整頓」が「カテゴリ化」だとは、知らなかった。気づかなかった。

そこで、クシャクシャな机の上を、「丸いもの」と「そうでないもの」に「カテゴリ化」することで、「整頓」を始めてみた。

なんということでしょう!
「整理整頓」を「カテゴリ化」と置き換えることによって、あんなに苦手だった整理整頓が、簡単にできるではありませんか。

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私は、こんな感じで、「第4章 やる気を生み出す日常のコツ」を読んで、身近なところから、脳の働きについて考え、次に「第2章 やる気を妨げている脳番地を鍛えよう」を読み、脳トレを学んでいる。

私の場合、整理整頓も、感情の起伏も、「脳の働き」「脳の情報処理」として捉えることで、より簡単に、状況をコントロールできるようになってきている。

イラッとした時、「ああ、私の脳が、情報を処理できていないんだなぁ」と考えると、冷静になることができ、「感情を情報に置き換えて処理する」ことができるようなってきている。

この本の第4章を読んで、日常生活と脳の働きを結びつけ、脳が未発達の分野を見つけたら、第2章に戻り、具体的なトレーニングを学び、実践する。そうすれば、きっと1年後には、脳が覚醒しているだろう。


そこで、とりあえず、第2章 p.92 にある『雑誌などのモデルを切り抜いて「好きな顔」と「嫌いな顔」に分ける』をやってみた。

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(写真)脳トレの実践:「スキな顔」の切り抜き

『やる気が出る脳』によれば、『「スキな顔」の切り抜きは「感情系の脳」を鍛えるトレーニングに分類されるけれども、「スキ」と「嫌い」をカテゴリ化する、という点においては、「理解系の脳」のトレーニングにもなると思う。

トレーニングを続けたら、私も覚醒して、五条先生並みの領域展開ができるようになれるかなぁ?「才能は開花させるもの。」だからね。(別の漫画のセリフですけどね。)










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