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『レッツゴートーキョー!!』大作戦 ② : 「走る」理由

■ 「走る」理由
「東京マラソン2024」をより楽しむために、これから少しだけ頑張ってトレーニングしていこうと思う。でも、やっぱりトレーニングは疲れる。自分がやりたくてやっているのに、やり始めて疲れてくると、やりたくなくなる。おかしな話だ。
だから、キツイ練習・筋トレにはモチベーションアップは欠かせない。そこで、原点回帰。何で走っているかを考えてみることにした。走る理由がわかれば、多少キツい練習も頑張れる気がする。

◎ 体調管理
3年連続で健康診断で再検査となった。最初は貧血。2回目は肝機能。3回目は再び貧血。どれも大した病気ではなく再検査で経過観察で済んだ。でも、さすがに3年連続再検査はやばいと思った。

再検査の時に血液内科の先生に聞いてみた。
「健康になるためにはどうしたらいいですか?」
ぽっちゃり体型の内藤先生は真顔で答えてくれた。
「ちゃんと食べて、ちゃんと運動する。3キロ体重が減ると体調も変わってくるよ。」
なるほど。余分な肉がついているのは良くないらしい。

そこで、体調管理のために、走っている。健康を増進させるなどと言うのは烏滸がましい。スペックが低い内臓機能を標準に戻して、それをキープするために走っている。


◎ 承認欲求
速く走れると案外多くの人が褒めてくれる。それが嬉しいから走っている。頑張った結果は「タイム」と言う数字で現れる。結果は自分次第だ。他人の評価など全く関係がない。その単純明快さが私には心地が良い。

例えば書道。「小物」の私は先生あるいは審査員の好みにひよってしまう。よく書けたなあと自分が思っても、先生の評価が悪ければ決してそれを展覧会に出品しない。書く「字」すら自分の書きたい字ではなく先生が選んだ字を書いてみたりもする。書道では褒められようと思ったら、力のある先生の評価が結果につながる。

それに対して、マラソンは速いか遅いか、勝ったか負けたか、結果はわかりやすい。褒めてもらいたいから「がんばって」走る。結果が自分でコントロールできるのでは?と期待させてくれるところがマラソンが好きなところだ。


◎ 将来の夢
定年を迎えたら、その後は「マラソンにまつわること」で食べていきたいと思っている。アスリートの食事の方法を極めて管理栄養士として働くとか。市民ランナーとして超速くなって有名になって講演で食べていくとか。走ることをテーマとした小説を書く作家になるとか。定年後のキャリアを探しながら、本当にやりたいことに近づけるように、走っている。今の会社で再任用なんてまっぴらだ。

・◇・◇・◇・

なんだかんだ言っても、走っていた方が調子が良いのは事実だ。走っていた方が気分が良いのは真実だ。結局、走るのが好きだ。だから、走っている。

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