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チャールズ・ブコウスキーは言いました。「自分の中のマッチが消えかかったとしても、それを決して消さないことだ。その小さな火はいつか、大きな炎になるかもしれない」

僕はブコウスキーのその言葉を大事にしています。その言葉に僕は、支えられています。

僕はチャールズ・ブコウスキーが大好きで、ブコウスキーが好きな人は、みんなその言葉を大切にしているのではないかと、ひとり思っています。

モチベーションコントロール

いいかねPaletteを運営している株式会社BOOK代表の樋口さんはよくモチベーションコントロールについて、お話をしてくれます。

「続けることが一番大事」そう樋口さんは言っていて、それは本当のことだなあ、と実感しています。

それはおそらく、戦略的観点と物理学の観点から紡がれた言葉で、何かを続けている人が、それを続けることで、何年後かに、「何年間続けいている人達の中の数%の中に入れる」という戦略的観点と、

「表現は誰かにエネルギーを与え、そのエネルギーは誰かに何かをもたらす」という物理学的な観点の両方から導き出された言葉だと思います。

一方でブコウスキーは、自分の経験からその言葉を残しています。

今、燃えたぎっている人を僕は沢山知っている

筑豊という、オワコン的な地域においても、僕は今、燃えたぎっている人を沢山知っています。その人達は、僕の友人であり、表現者であったり、経営者であったりします。

みんな燃えたぎっていることはわかるのですが、何故、そんなに燃えたぎっているのか、僕にはよくわかりません。

何故、心の炎を、そんなにも熱く、燃やすことができるのか。もしかしたら、僕には、一生できないのではないだろうか。

しかし、今、僕が心の炎を燃えたぎらせられないことについて考えても、あまり意味がないなと思っています。

今、僕が大事にするべきなのは、

心の火を保ち続けよう、ということです。

走らなくても歩き続ける

止まればそこで終わりだと思います。マッチの火を消さない、ということです。

文章も音楽も止まらずに歩み続けようと思っています。例え、大きく燃え上がらずとも、死ぬまでマッチであっても、その小さな火が誰かに燃え移ることがあるかもしれません。

今考えると・・・

僕は高校卒業後、福岡大学人文学部ドイツ語学科に進学しましたが、マジで勉強していませんでした。めっちゃ後悔しています。

大学で学べるものは沢山あったはずだし、そもそも大学とは何かを学ぶ所です。4年間、自分が興味があることを一生懸命に勉強した人と、そうしなかった僕では、めっちゃ差がついてます。

大学卒業までの4年間、僕は何をやっていたのか思い出すと、バンドをしていました。曲を作り、歌詞を書き、練習して、ライブをしていました。そして、mixiで日記やショートストーリーを書いていました。

そんな4年間が無駄だったかと考えると、無駄ではなかったなと思います。

僕は4年間かけて、自らの手でマッチを擦ったのだと思います。その火に僕は何かを見い出し、一方で見失ったのだと思います。

大学に行っても行かなくてもいいので、僕の二人の子ども達にも、いつか何かの火をつけてもらいたいなと、今は思っています。以上です。いつも読んで頂きありがとうございます。また読んでください。




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