見出し画像

UFC最強の男から学ぶ「メンタルブロックのぶち壊し方」

これまで、以下の記事などで
「メンタルブロック」
について触れてきました。

今回は、そのメンタルブロック要因のひとつ
「エレファントシンドローム」について

そして
「メンタルブロックをぶち壊す方法」
についても書いていきます。

まず、エレファントシンドロームとは、
「インドでの像の調教方法」
から生まれた概念です。

インドでは昔から象を調教するために、
子象の頃から丈夫なロープで足を杭につないで育てます。

初めは必死に逃げようとするのですが、
子象の力ではロ―プを引きちぎったり、
抗を抜いて逃げることはできないんですね。

そのうち子象は
「逃げようとしたってどうせ無理だ・・・・・・」
と、逃げようとしなくなります。

そのように育てられた象は、大人になって
「ロープを引きちぎるのに十分な力」
を持つようになっても、、、

「何度もチャレンジしたから分かる。どうせ逃げられない」

と、少し力を入れたらちぎれる細いロープや、
小さな杭につながれていても、
もう逃げようとしなくなるのだそうです。

このように、
「どうせ頑張ったって無理だ」
と思い込んでやろうとしなくなること

これを
「エレファントシンドローム」
といいます。

実は、象に限らずほとんどの動物には、
この調教の効果が見られるそうなんですね。

当然、これは私たち人間にも当てはまります。

過去の経験や、周りの人の言葉の影響を受けて、
「自分には無理だ」「どうせできない」
と、思い込んでしまうのです。

例えば、恋愛で失敗ばかりすると、
「自分は恋愛には向いていない」
というメンタルブロックができます。

結果、、、
いつまでも理想的な恋愛は出来なくなります。



ダイエットに何度もチャレンジして成功しないと、
「自分にダイエットは無理」
と諦めてしまう。

結果、、、
いつまでも理想と現実のギャップに落ち込んだ人生に陥ります。



他にも、小さな頃から親や周りの人から
「お前には無理だ」
といったマイナスイメージを植え付けられる。

こうしたことで、
メンタルブロックが出来てしまいます。




さて、このような
「メンタルブロックを壊す」
にはどうしたらよいのでしょうか?

ここからは、今回のタイトルにも書かれている
「メンタルブロックのぶち壊し方」
について解説してゆきます。

結論から書くと、
「何度も諦めずに再チャレンジし続ける」
ことです。

「いやいや当たり前のこと言うなよ」
って思われるかもしれません。

でもこの当たり前のことが、
「エレファントシンドローム」
によって出来ない人が多いのです。

しかし、一方で、
「何度も諦めずに再チャレンジし続ける」
を体現している人もいます。


そのひとりが、今回紹介するUFC最強の男です。

私の友人に、
格闘技を愛して止まない方がいます。

以前にその方から、
「この選手は本当に凄い!」
と、興奮気味に何度も説明されました。

その選手が、世界最高峰の格闘技団体UFCにて、
元世界ヘビー級王者として活躍した
フランシス・ガヌー選手です。

彼の何が凄いかというと、
恵まれない生い立ちから、
屈強すぎるメンタルで這い上がったことです。

生半可じゃありません。

彼はカメルーンの貧しい村で生まれ、
家庭も貧乏で、9歳の頃には、
危険な砂の採取場で働き始めます。

22歳になりボクシングを始めると、
村の用心棒的な存在になりますが、
思い描く成功とは程遠い、キツイ生活でした。

そこで彼は、大きい舞台で格闘技をするために、
カメルーンから、フランスのパリを目指します。

しかし、このパリまでの道が果てしないのです。


95%の人は途中で諦めていたと断言できます。


彼がカメルーンを出発してから、
フランスのパリに辿り着いたのは、
なんと1年2ヶ月後です。

最初にアルジェリアで偽造パスポートを作り、
地獄のサハラ砂漠を渡り、
7回の越境に挑戦をしています。

越境に失敗する度に、食料も水も与えられず、
西サハラの砂漠に放置されるか、
刑務所に送り込まれもしました。

それでも諦めずに、何度も何度も挑戦して、
彼はようやくパリに辿り着くのです。

パリに到着後も、お金や住む家がなく、
ホームレスになります。

そんな状況の中で、
「無料でトレーニング可能なボクシングジム」
に交渉し、そこで総合格闘技とも出会います。

その後も苦労を重ね、29歳になって、
いよいよUFCにデビューしました。


そして、5年後の34歳に、
カメルーン人史上初の世界王者になったのです。



カメルーンに凱旋帰国を果たした時には、
国民的英雄として、盛大な凱旋パレードが行われました。


まさに、諦めずに夢を掴んだ最強の人です。

彼は周りから
「パリでの成功は無理」
と言われ続けたり、笑われていたそうです。

7回目の越境に挑戦する時には、
流石の彼も諦めかけたそうですが、
夢を叶えるために再チャレンジを続けました。


話が長くなりましたが、、、


この諦めない行動こそが、
「幼い頃からのメンタルブロックを破壊」して、
「自分の願望を実現させる」ひとつの方法です。


(※決して、偽造パスポートを作るなどの犯罪までして、願望を叶えることを推奨している訳ではありません)


実は、私も宝くじで高額当選するまでに、
何度も何度も挑戦をし続けました。

普通の人なら、
「宝くじはどうせ運だ」
「当選者は仕組まれてる」
なんて思うかも分かりません。

実際に私自身も、
「こんだけ時間を費やしてもお金が減るだけ」

と、減っていく残高を見つめながら、
何度も諦めそうになった時もあります。

「どうせ無理だ」と、崩れかけそうにもました。


それでも、私に出来ることは
「宝くじの研究をして高額当選する」
ことしかありませんでした。


研究や予想を
「大体こんなものか」で終わらせずに、
「とことん」やり続けていました。

何事も、トライ&エラーの連続でした。

今の私があるのは、
「宝くじのデータ」「見えない世界の仕組み」「マインド」を研究し続けてきたからです。

「諦めていたこと」
「自分で無理だと思うこと」
「メンタルブロックになっていること」

エレファントシンドロームのように、
ただの思い込みかもしれません。


仮に大変なことだとしても、
次の1回が成功への一歩かもしれない。


信じる信じないは自由ですが、
信じてやってみる。


答えは何度もやってみないと分からない。
やり続けた人だけが、願望を実現できます。

「今一度、再チャレンジする貴方」
を応援しております。


(※「やり切る」と、その場限りになったり、燃え尽き症候群になる可能性があります。なので、「とことんやり続ける」を意識してみてください)


以上が『UFC最強の男から学ぶ「メンタルブロックのぶち壊し方」』でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?