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現物投資の重要性

株価が安値圏にある際に現物買いでじっくりと仕込むことは投資の基本です。対象銘柄が急上昇し始めると、「やっぱり!」と感じながら気分も上昇します。

現物仕込みが成功すれば、評価額が上がり信用枠も増加します。「いつの間にこんなに信用枠が増えたのか?」と思うかもしれませんが、
結構な信用枠の増加で気が大きくなります。
しかし、ここで油断すると多くの投資家が過ちを犯します。

大きな信用枠があるからといって、「買い増し」を信用で行うのは危険です。例えば、最初は1000万円だった信用枠が現物株の上昇で2000万円に増えたとします。
熱くなって現物枚数同等に買い込むと、仕込みが逆ピラミッドになるリスクがあるのです。

逆ピラミッドの建玉

高値圏で「まだ上がる!」とSNSや煽りに乗せられて信用買いで攻めるとします。
しかし、それが天井だった場合はよくある話です。株価が下落すると、現物の評価も下がり、信用枠は急速に減少します。
少しの暴落で「追証」「不足金」が発生し、相場は雪だるまのように転がり落ちる可能性があります。
屋根(高値)に積もった雪(信用買い)が崩れるように、信用買いが積もったら高値も崩れるのです。

偉そうに言う、私にもこのような痛い経験があります。熱くなり信用買いが増加している相場なのに、行く末と足元を見失った経験もありました。
過去の経験から学んでいても、こうした過ちを妄信して犯してしまうのです。痛い経験は、貴重な教訓として受け止め成長できたと思います。

信用買いは非常に危険な取引です。銘柄に本気で取り組むなら、現物買いを徹底してください。

人を盲信してはいけません。私のように述べる者も、決して盲信してはいけません。

相場は需給形成が非常に重要です。

①上場企業 
②業績  
③需給

この三つが一体となって株価は形成されます。一つでも欠ければ、相場は育ちません。

内容が良くても株価が伴わない銘柄は多く、需給が欠けると株価の上昇は時間がかかります。

しかし、三位一体が揃った銘柄は、
司馬遼太郎さんの「「昭和」という国家」の本中フレーズ
「もぎたての果実のように新鮮な人間たち」のように大きく成長する可能性があるのです。

成果を急がない
じっくりと腰を据えて取り組む
情報に流されない

成長、復活する銘柄を発掘する
現物取引を徹底する

     出世株を発掘しよう!



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