友達

毎朝スマホのアラームで起床している。今朝も6:30にアラームが鳴ったが、布団から離れたカバンの中で鳴っていた。アラームを止めるためには布団から出て、立ち上がって、歩いてカバンの所まで行かねばならない。面倒くさい…いつもなら手が届くところに置いてあるのに、明日は休日だからと前日の夜に油断した。

いつも通りシャワー、掃除、洗濯と思ったが洗濯洗剤が切れていたのを忘れてた。久しぶりの連休だからゆっくり過ごすか、とシャワーを出たあとにホットケーキを焼いてコーヒーを淹れた所でスマホを見ると友達から連絡が来ていた。

「午前中に街のマクドナルド行きませんか」

嬉しくて舞い上がったが、受信の時間を見ると1時間前だった。しまった、俺のバカ!なんで今日は手元にスマホがないのか!超スピードで快諾の返事をしたが何せ1時間前のメッセージ、もう気が変わっているかもしれないから逆に気を使わせてしまうかもしれん…と思いつつも急いで支度をした。15分後には家を出て街に向かった。

他愛もない話をした。こういうのは大事なことだ。職場と家の往復ばかりであっという間に過ぎていく日々に彩りを与える。この街で暮らしている、という気が持てる。誘ってくれてありがとう。友達がいて俺は嬉しい。

昼前には解散。ちょっと合って話してじゃあまたねって言う軽さも良い。

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