2020年度Jリーグ内定選手紹介①〜桐生第一・若月大和編
2019年に入り、新元号も令和に決まった。4月6日に高円宮杯プレミアリーグ、プリンスリーグなどが開幕し、いよいよユースサッカーシーンも新たなスタートを切った。
この始まりの時点で、すでに3人のプロ内定選手が誕生している。桐生第一高のMF若月大和と、帝京長岡高のMF谷内田哲平、桐光学園のMF西川潤だ。「一刻も早くJリーグに出たい」(谷内田)、「昨年からずっと見てくれていた」(若月)、「なるべく早くチームを決めて、サッカーに集中できる環境を作りたかった」(西川)と3者3様の理由があった。
ここではぜひチームの新たな一員となった彼らをサポーターの皆さんに応援してもらいたいと切に願いつつ、それぞれの選手の特徴、人間性などを紹介したい。
まず第1回目は湘南ベルマーレ加入内定の桐生第一MF若月大和について紹介しよう。
彼の持ち味は何と言ってもスピードにある。裏に抜け出すスピード、そしてゴール前に飛び込んでいくスピードに長ける。その加速は直線的なものもあれば、スラロームもある。綺麗な半円を描きながら、相手の死角から飛び出していくプレーは圧巻で、ファーストタッチで正確にコントロールしてさらに加速度を増していく。
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