オススメの本を紹介するよ

今回はそこそこの読書家と自負する自分のオススメの本を取り上げる
こういったご時世で暇な人も多いと思うのでぜひ読んでみてほしい

①マネーボール マイケル・ルイス

野球ファンの中ではかなり有名な本であり自分は高2の時に初めてこの本を読んだのだがとにかく衝撃的でこれが今の自分の野球観、バレー観などを形成してるといっても過言では無い

野球の本ではあるが、資金力に劣るメジャーリーグの球団オークランドアスレチックスが変わり者のGMビリービーンの方針でデータを活用によって従来の球界の常識を破って、金満のヤンキースなどに勝っていくと言う話でありストーリー的にも面白い

2 常勝キャプテンの法則

ワールドカップの時、ポーランド代表の監督ヘイネンがクビアクにはここに書かれているキャプテンの資質が全て備わってると話していたのがきっかけで読んでみた

スポーツ史上傑出したチームのキャプテンに共通する特徴について考察しているのだが、所謂真面目なスター的な感じのキャプテン像ではなく、一般的な理想のキャプテン像とは少し離れたキャプテン像を提示している

また、科学的なアプローチも含まれているので結構説得力もあったりする

3 失敗の本質



これはかなり有名な本なので読んだことのある人も多いかも知れない
第二次世界大戦時の日本軍の敗因を戦略的な観点から分析してそれを抽象化して日常生活における教訓にしていくという感じの本

我々が失敗する時陥りがちな思考や状態について述べているので本当に参考になる

4 シグナル&ノイズ

アメリカの大統領選の結果を完璧に的中させた事で注目を浴びた天才アナリストが様々な分野におけるビッグデータ分析、データ活用の方法について述べるといった内容

政治や経済だけじゃなく野球などより親しみの湧くような題材も取り上げてるので読みやすい

ただちょっと長めなのが難点

5カッコウの卵は誰のもの


自殺した妻の遺品から出てきた新聞の記事の切れ端からその妻との娘が実の子じゃ無いのでは無いかと疑い悩む父親の物語。"才能があるけど好きでは無い"分野に進むべきかどうかみたいな我々が往々にして悩むような内容についても書かれていて面白い

6秘密

こちらも東野圭吾
スキーバスの転落事故に妻と娘が巻き込まれて妻を亡くした父親だが娘に妻の精神が宿る
体は娘、心は妻という関係に戸惑いつつ前に進んでいこうとする姿が心を打たれる
最後は切なく最初に読んだときは泣いてしまった

7 社会心理学講義


その名の通り社会心理学について説明している本なのだが、今の社会心理学の立場への批判や本来社会心理学とはどうあるべきかと言った内容にまで言及されている点が他のものと違う点かなと

社会心理学だけでなく色んな分野の話も載ってて全体的に冗長ではあるが凄く勉強になる
根気が強い人で社会心理学学びたいよって人にはオススメ

8 共に泣き共に笑う〜広陵高校野球部の真髄〜


僕が尊敬する広陵高校の中井先生の著作
中井先生の凄いところは自分の友達に広陵の野球部に行った奴が何人もいるがレギュラーもベンチに入れなかった奴も皆んな中井先生を崇拝してる点である

"本気でレギュラー目指して入ってきた子が控えのままレギュラーの練習を手伝うのが1番苦しい練習"と言い控えを非常に大切にされるからこそのものであろう

強いチームは控え部員の意識が高いとよく言われるがこういった部分が広陵の強さの真髄なのだろう

広陵の補欠論に関してはこんな本もあるのでこちらも併せてお勧めしたい


9中世日本の内と外


こちらは日本史
我々の思い浮かぶ線的な国境とは近代的なものであり中世の国境は空間的な領域を持つ存在である
と言った話から始まり国境の内外の関係や国境の外への認識、国境に生きる人々などについて触れた本

10 バレーボール超観戦術


バレーに関しては本がなかなか無いので難しいがこれを挙げておく
内容は現代バレーの基礎的な事項を分かりやすく伝えると言ったもの
タイトルの通り数の視点からバレーを見ているがこれは自分の視点と共通している

ある程度戦術論に精通している人からすればそこまで斬新さは無いかもしれないが基礎的な概念を頭の中で整理し直すのには良いのかもしれない

バレーを見たことのない人やあまり詳しくない人からしたらバレーの観戦のポイントが書かれているため、これを読めばバレーボールで日本代表男子がやろうとしていることが分かりより深くバレーボールを楽しめるだろう

以上10冊の紹介でした
楽しかったので第二弾やるかも??

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