指標がプレーを作るって話

指標というのはプレーの積み重ねの結果であり本来の流れならプレーが記録を作るというのが妥当だろう

だがしかし逆の流れも存在する
指標がプレーを作ることもあるのだ

例えば野球において打率3割というのは一流打者の一つの基準である
そして、面白いことに野球界では.299の打者の数が異様に少なく、.300丁度の打者の数がとても多いそうだ
また、打率3割周辺の打席の結果は普通の打席の結果よりかなり好成績らしい

つまり三割という基準を満たそうとする想いの強さが好プレーに繋がっていると考えられる

また、指標がプレーのタイプそのものに影響を表すこともある
例えば野球において以前出塁率を重視する指標が作られ、流行ったことがあったがその流行と同時に打者の四球の数が増え出塁率も向上したそうだ

考えて見ると当たり前の話である
指標とは選手評価の基準だ
それに沿って選手の起用法が定められていく
そのため、選手がそれを満たそうとしてプレーするのは自然なことである

では今回の記事で何が言いたいかというと指標が選手のプレーに影響する以上指標の正確性は追求してもしきれないぐらい大事だと言うことだ

不合理な指標を使用していると不合理なプレーをすることになる
だからこそ選手の能力を最大限に活かす指標を使っていかなければいけないと思う


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