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金融業界からM&Aアドバイザーへ:キャリアを変えた決断と独立の道

こんにちは!ゼロスリー(株)採用広報です。

ゼロスリー(株)は、AIを駆使したM&AマッチングサービスMAgnetを通じて、M&Aの独立支援をしています。今回は、このゼロスリー(株)で共に働くM&Aアドバイザーの方にお話を伺いました。

プロフィール
M&Aアドバイザー|ゼロスリー(株)
学生時代に金融業界に興味を持ち、金融知識の重要性を感じて就職したが、組織の縛りや将来への不安を抱えつつもキャリアを積み重ねる。銀行での成功と業績を経て、転職を決意し、M&A業界に挑戦する。組織の課題に直面しながらも、独立の道を選び、現在は業務委託での仕事を続けながら、新たなキャリアを切り開いている。


キャリアの背景について教えてください。

「学生の頃より、金融業界の「無から有を生む」仕組みに魅力を感じていました」当時は金融不況の時代で倍率が高かったですが、運よく早めに内定をいただきました。3年の時には内定が出ていたので、比較的スムーズに進みました。

新卒入社後はとにかく忙しく、若い頃はキャリアのことはあまり考えずに、目の前の成績を出すことに集中していました。3年目に法人支店に配属され、その後支店本部へと異動しました。

本部に行きたいと思ったのは、投資銀行業務に挑戦してみたいという気持ちがあったからです。支店長にお願いをして、本部に異動しましたが、間接営業は支店のスタッフのレベルにも左右されるため、自分がどれだけ頑張っても結果が変わることがありました。そのため、マネジメントを本格的にやるよりも、自分で仕事を進めたいと思い、希望して再び現場に戻りました。

本部で学んだことを現場で実践し、事業承継や不動産、税制の知識を活かし、シンジケートローンなども自分で担当し、いくつかの成約を達成しました。 特に短期間で結果を出せたことが評価されたと思います。新支店に着任したのが8月頃で、年内には2件の事業承継案件を株式移動まで含めて全て融資も出して完了させました。お客様のグループが7社ほどあったのですが、それらの資本関係や持ち合い構造を見直し、税制的なリスクや株価上昇による問題点を指摘して提案を行いました。その提案がうまくいき、事業承継と不動産の知識が大いに役立ちました。

また本部にいた時には、支店の検討会を担当していました。3つほど支店を持っていたので、若い代理の方々を呼んで、「これから何ができるか」というテーマで検討を行っていました。おそらく1,500社ほどの案件を見てきたので、その経験が今の力になっていると思います。具体的には、彼はこの分野が強い、保険がいいのではないか、などと考えて対応していました。今振り返ると、それが力になっていると感じますね。

M&A業界での転職について教えてください。

一番大きな支店に異動したのですが、代理として行かせてもらいました。周りからは「いいところに行ったね」と言われましたが、転職を決意した理由はいくつかあります。

1つ目は、当時、銀行員や税理士などの職業が将来なくなるといった話が出始めていて、自分も将来に不安を感じ始めていたことです。銀行での仕事がこのままでいいのか疑問に感じていました。

2つ目は、当時勤めていた企業は大きな組織だったこともあり、意思決定が遅く、上司を通して確認するなどプロセスが複雑で、働き方に対して疑問を持っていたことです。

そして、3つ目は、自分の結果が直接評価されるような環境で働きたいという気持ちがあったことです。特に事業承継や資本構成を見ることが好きだったので、大きな仕事に挑戦したいと思っていました。 銀行での業務はもちろん素晴らしいですが、時代の流れに敏感に対応しているかというと、そうでもないと感じました。教員のような安定した職に就くよりも、自分の実力を試してみたいという気持ちが強かったですね。

独立の転機について教えてください。

正直に言うと、組織のルールに縛られることに嫌気がさしてきた部分も大きいです。会社が小さいうちは厳選されたメンバーで運営されるものの、会社が大きくなると、組織の中には不正を働く人や、あまり働かずに給料をもらおうとする人が出てきます。そうなると、組織としては効率を求め、マニュアル化し、ルールで縛られていく傾向が強まります。すると、自由を求める人や有能な人ほど辞めていき、平均的な人材だけが残り、さらに組織のレベルが下がるという悪循環に陥るのを感じていました。

独立について教えてください。

意外かもしれませんが、独立当初は不安はほとんどありませんでした。むしろ、自由になれることへのワクワク感が強く、「どんな商売をしようか」という気持ちが先行していました。 ただ正直、売り上げ目標はあってないようなものです。案件次第なので、何とも言えない部分があります。業務委託の仕事は固定のものと、インセンティブ制のものを組み合わせて、バランスを取っていました。ですので、極端に収入が少なくなるということはありませんでしたね。 独立してからは、ある社長に「独立した」と伝えて飲み会をしてもらったこともありましたが、その時はまだ何の案件も持っていませんでした。結構そんなものかもしれません。

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※インタビュー内容は、2024年10月時点のものになります。


#起業 #MAアドバイザー #AIソリューション



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