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#243 尖ってるやつ

ハイスペックありきのスーパースポーツは、時が経てば経つほど、どうしても色あせていく。速さに存在意義があるカテゴリーなので、性能に衰えが見え始めると、どうしてもそうならざるを得ない。

とはいえ、まれに耐久力の高いデザインがあって、KTMの1190 RC8Rなんかがそう。8年ほど前に生産を終了し、後継モデルが存在しないという事情もあるけれど、今こうして見ても全然古くない。そして、当時も今も他のどのスーパースポーツにも似ていない。

ツンツン尖っていて、優しくなさそうなやつは大体格好いい。


RC8R(#44)は鈴鹿8耐にも幾度か参戦している。この時(2012年)、こちらはドゥカティ・1098R(#18)に乗っていて、2気筒同士だったせいか、コース上ではわりと抜いたり抜かれたり。スリップにつくとシートカウルの先端が目に刺さりそうで怖かったなぁ……。
Photo by E.Ishimura


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