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#259 バンクセンサーみたいにベリベリッとできるとええのんちゃう?

昨日、ドゥカティのデザートXに乗り、あらためて実感したんですけどね。平均的な日本人男性の体格があっても、やっぱり足つき性にはそこそこ難ありなわけです。

ひとコケすれば、それなりにダメージがあるでしょうし(主に財布に)、他人には「軟弱なこと言うてんと、ええから腕みがけ」と平気で言えても、自分のことは甘やかしてあげたいのが正直なところ。

そこで思ったのが、僕が所有しているスコルパ・TY125アドベンチャーの仕組み。このバイクって、普段はハイシートが装着されているんだけど、トライアル遊びをする時は簡単に取り外すことができ、機能的にも気分的にも、それっぽい雰囲気が味わえるという代物です。

街乗りの時はビッグタンク&ハイシートを装着(街乗りか? これ)


崖を登ったり、丸太を越える時はこうなる


つまり、この仕組みをビッグアドベンチャーにも流用してくれればええやんか、と。もちろん、ここまで極端な必要はありません。たとえばライダー側のシートを極薄と肉厚の上下二層構造にしておき、普段は厚みのあるクッションで快適に走行。途中でダートが現れたなら、レーシングスーツのバンクセンサーみたいにベリベリッとはがして超ローシート化。外した上部シートは、タンデム側にペチャッとくっつけられるようにしておけば、不安定な場所でも一時的に両足をバタバタさせながらクリアできるというわけ。

低いことだけを優先すると乗り心地が悪化したり、ハンドリングに少なからず違和感が出ます。サスペンションやリンクで対応するのも同様ですが、マジックテープベリベリ仕様なら犠牲を最小限に抑えつつ、いざという時には最大限の安心が得られるのではないでしょうか、たぶん。

製品化のあかつきには、成功者としての勝ち逃げ人生が待っている。そんな気がしてなりません。誰かー、誰か協力を。

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