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#445 なにをどう見てるか

noteになにかを書く時は、その内容に関連した写真を撮ったり、探したりして使う。なので、対象はわりと具体的なものになる。ミニカーを撮っている時なんかは最高に楽しい。

記録用や資料用は別として、個人的になにかを撮る時は、壁とか階段、影なんかにレンズを向けることが多い。その場合はだいたい抽象的だから、自分で後から見返してもよく分からない。

制約のない写真には、そのひとが普段、どんな感覚でものを見ているのかが表れる。たぶん。僕はぼーっと考えている時間が長く、だから写真の多くも芯を外した印象になる。パチッと正面から捉えたり、ディティールにぐいぐい迫ったり、スピーディな雰囲気を作れるひとを羨ましく思う。

一番撮らないのは、ひとだ。後ろ姿や横顔はいいけれど、視線を向けられるのはちょっと苦手。撮ってみたい気持ちはどこかにあるものの、余程のことがない限り、深く興味を持てない。ひとを撮るひとの中でも、ナチュラルに自撮りができるひととの間には、どうにもならない壁を感じる。

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