見出し画像

#204 キラキラネームの先輩たち

いわゆるキラキラネームと、それをつけてしまう親に眉をひそめるひとは多い。アホっぽいし、気持ちが悪いし、子どもが可哀そうだし。でも、果物や野菜はキラキラネームの宝庫である。

蜜柑、葡萄、林檎、檸檬あたりは、書けないけれど読める筆頭。胡瓜(メロン)、牛蒡(ゴボウ)、赤茄子(トマト)なんかは、存在は普通だけど漢字表記はあまり見かけないタイプ。球菜(キャベツ)、甘唐辛子(ピーマン)、糵(モヤシ)などは、毎日のように食卓にのぼるクリーンナップにもかかわらず漢字はほぼ見ない。

芽花椰菜、竜髭菜、果物時計草、木立花葉牡丹までくると、キラキラ極まれり。前からブロッコリー、アスパラガス、パッションフルーツ、カリフラワーだそうです。

ちなみに、これは?
彌猴桃、蕃瓜樹、檬果

最初に「♪君たち」とつけて歌い出すと、アラフィフ以上にはお馴染みの夏ソングです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?