見出し画像

#257 後ろ向きに座った方が

可能な限り長生きしたいと思っていて、なので普段は可能な限りリスクを減らす方向で生きています。ホテルに泊まる時は低層階に、飛行機に乗る時は後方へ。

対面式のシートを備えている電車の場合、進行方向とは逆向きに座ります。後方から猛烈な勢いで別の列車がぶつかってきたり、前方で発生した大きな土砂崩れに突っ込む可能性を想定して。

そんな時、進行方向に向かって座っていると、できることはなにもありません。瞬間的に発生する加速度の変化に対して生身の身体があらがえるはずもなく、ただ吹っ飛んでいくこと以外になす術なし。

しかしながら、逆向きだとシートの背もたれがストッパーになり、かなりの衝撃を吸収してくれるはず。したがって、生存の確率が格段に向上したり、重傷が軽傷で済んだり。

電車やバスはもちろん、クルマも運転席以外は後ろ向きに座る仕組みにすると、デメリットよりメリットの方が大きいのではないかな、と考えているのですが、心の底から本気でそうしてもらいたい、というほどのことでもありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?