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#179 整理とか整頓とか

昨日のnoteで、本棚に並べたチョロQの写真を使った。それを見た友人のひとりがメールを通じて、連絡してきた。曰く「いや、雑誌はちゃんと号数順に並べろや」と。「いくらなんでも雑やろ」と。

気持ちはまったく分からないわけじゃないし、時に整理整頓するのは悪くない。だけれども、こうやって適当に並べておくと、「あれ、どこだっけ?」と探している間に思わぬ発見があったり、ふと思いつくことがあったりして、これまた悪くない。

情報にすばやくアプローチできることに多少の価値はあるものの、スマート過ぎてもちょっと嫌。広がりがなく、縮こまった感じがする。きちんとすると、乱したくない気持ちが優先され、幅が狭くなる。

せっかくの4駆なのに、ピカピカにワックスをかけちゃったばっかりに荒地を避け、機能を活かせない。そんな感じ。釣り堀で未知の大物は狙えないし、管理された砂場からダイヤモンドは出てこない。

創作は混沌の中から生まれる。そう、もっともらしく正当化しておきます。

その意味ではまだまだ甘い。『Bikers Station』とか『Cycle World』とか、号数こそバラバラだけど、タイトル毎にひとかたまりにしてしまっているからだ。本と工具とお菓子と領収書とくつ下を一緒に放り投げておくくらいの混沌っぷりが望ましく、まだまだ修行が足りない。チョロQを一定の法則性で並べてしまったところも猛省すべき。

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