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#470 ツアラーではなくGTであること
自動車評論家徳大寺有恒氏(’14没)の著書に『ダンディー・トーク』(自動車週報社)というエッセイ集がある。そこには「GT」にまつわる一篇が収められ、こう記されている。
“GTとは、普通の乗用車なら何泊かしなければならない長距離を、すごい速さで駆け抜けることのできるクルマのことだと思う”、“そういうクルマは、また同時に単なる安楽な高級車でもないはずだ。それだけの距離を、それだけのスピードを維持して走ろうとするなら、ただ単に快適であるだけでは無理なのである”、“長距離ドライブを可能にするのは、「快適」ではない。「快楽」なのだ”
↑ というような書き出しを取っ掛かりにしたバイクの試乗記(スズキ・GSX-S1000GT)を『ahead』に書いています。ウェブ版には未掲載ですが、紙版はワンコインでお買い求め頂けますので、よろしければお願いいたします ↓
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