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#176 アナログ人間の本質
チョロQが届き始めて嬉しい。あとはランチアとフェラーリとルノーとスズキを待っているところ。付属のミラーを取り付けなければいけないものの、今の部屋の状態だと即刻ぶつけてポロッと失くすのと、接合面がそこそこシビアゆえ、ニッパーとヤスリと接着剤に一定のクオリティが求められる。なので、ちょっと保留。ホットウィールのダイキャストモデルと違って、ホイールの再現度が高い点が好ましい。
以前、コンベックスが好きだと書いた。チョロQのゼンマイもそれと同じで、鋼の靭性を利用した仕組みだ。デジタルかアナログかで言えば、超アナログながら、こういうものに可愛げを感じる。ラジオの周波数やオーディオのボリュームは、数字を合わせるのではなく、ダイヤルを回して心地いいところを探りたい。
「すみませんねぇ。新しいものにはついていけないアナログ人間でして。テヘペロ」と発言する機会がしばしばあるのだけれど、別にこれはデジタル人間の方が優れている、という卑屈な思いでもなければ、表向きの謙遜でもない。
「物事に対する許容範囲と応用範囲が広く、何事も割り切ることなく連続的に捉えています。したがって、多くの事象に対して、0か1かのデジタル的、コンピュータ的判断ではなく、臨機応変に対応できる人間なのですよ。フン」と、つまりそういう意味でアナログという言葉を使っている。
わりと最近、「京都人って面倒くせぇ」と言われました。
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