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#170 GSX-S750

昨年から試乗記は徐々に減らし、今年に入ってからは本格的にフェードアウト気味だったのに、先月あたりからわりと普通に立て込み始め、結構な頻度で乗ってます。あれ、おかしいなと思いつつも楽しくてなによりです、自分。

先日乗ったHAWK11はザ・2気筒、もしくはザ・270度クランクな特性でどんどん開けられるエンジンでしたが、このGSX-S750はザ・4気筒。上までシャーンと回し切れる爽快さが魅力でした。

それでいてこの4気筒が凄いのは、ゼロ発進からの加速も含めてすべて4速でまかなえるほど、フレキシビリティに富むところでしょう。ギヤはカツンカツンと心地よく切り換わり、減衰の効いたサスペンションはギャップの衝撃をビシッと収束。相変わらず意のままに操れる、いいバイクでした。

HAWK11とGSX-S750。いずれのエンジンも開けやすく、ハンドリングには似ているところがあり、なのに特性はまったく異なっていて、どちらのバイクがどんなユーザーに合うのかを表現するのは、とても難しいところ。

というか、合うか合わないかなんて責任を持てるわけもなく、せめて言葉を尽くすしかないですね。

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