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#258 DesertX

ドゥカティの「デザートX」に初乗り。ただそこにあるだけで冒険心というか、浪漫がくすぐられていいですね。アラフィフ以上なら特に。

たとえばラリー037とか、5ターボみたいなホモロゲマシンで街中を流すようなモーターライフへの憧れ。もちろん、そんなガチ勢とは比ぶべくもないけれど、まったく別世界ってわけでもない。その延長線上に、なんとなくコンペの世界が広がっているような気分になれる。あくまでも気分だけど、200万円弱の価格を考えるとだいぶお得。快適だし、従順。とはいえ、見せかけだけのお手軽80年代トリビュートでもなく、扱いやすさ重視よりも少しスパルタン寄り。その加減がちょうどいい。普段使いの中で少しだけ、でもいつも感じられる非日常性。ガードをフル装備してダートの練習をしたくなる。でもその時はシート高を50mmほど下げたい。タンクの造形や給油口の位置が、ぽい。アーバンやツーリングだと、開け口が反応しなさ過ぎて、むしろ使いづらい。フロントブレーキに入力した時のコントロール性と制動力、それに連動するフォークのストローク感が抜群にいい……etc

↑ これがなにかと言えば、デザートXの試乗後に走り書きしたメモの一部です。いくらなんでもそのままだと日本語の体をなしておらず、ほぼ平仮名だったりするので、少しだけ整えて書き写してみました。まともな原稿は、そのうちどこかで。

結局のところ、とっても気に入りました。メモにもある通り、こういうビッグオフをダートで振り回せるようになれるといいのだけど。

あ、ちなみに。「グループBのホモロゲマシンなんか見たことも乗ったこともねぇくせに知ったかすんな」とか言われそうですが、前職の関係上、これがわりとあったりします。

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