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#211 少しばかり時間が掛かるだけ

物事には効率のいい方法なんてそうはなくて、あれこれと策を練るよりも、とにもかくにも走りだした方がいい。その気になれないとか、モチベーションが湧かないとか、そんな時々の気分に関係なく、四の五の言わずにとりあえず進んでみる。

100mを9秒台で走れるのは選ばれたアスリートだけど、15秒でいいのなら中学生でも可能でしょう。30秒ならそこそこの年配でもたぶんいけるはず。その程度の差でしかなく、悲観するほどのことでもない。同じタイミングでゴールしなければいけないのなら、そのぶん早くスタートすればいい。無理なことはなにもなく、少々時間が掛かるだけのこと。少々時間を掛ければいいだけのこと。

高いパフォーマンスを基準にするからバテたり、あきらめたり、途中で調子が悪くなったり、疲れたりするのであって、めりはりをつけず、粛々と淡々とコンスタントに進めば、ちゃんと目的地に辿りつく。

別に人生訓ではないです。軽トラであっちこっちへ出掛ける時の話である。軽くて小さな四駆だから、目的地のさらにもう一歩先へ進めることもある。速さはなくとも、他のなにより遠くへ行ける。なんと頼れるや~つ。

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