すべての音楽ファンはSHEEPというバンドを知った方がいい 【109/200】
ヤマカワタカヒロです。
今週の一番の楽しみは「SHEEP」と「5mm」の対バン配信ライブでした。
仕事の関係上、リアルタイムでは途中からの視聴となってしまったのですが、アーカイブ配信あり、ということで、当日、翌日、そしてこれを書いている今日と、すでに3回見直しています。
2/3までアーカイブチケット販売中ですので、この土日でおヒマな方はぜひご覧ください。
ペースのねこっぱちさんのこちらのブログで購入方法詳しく書いてくださっています。
■SHEEPというバンド
「SHEEP」と「5mm」はいずれも堀尾忠司さんがフロントマンを務める、英国ポップ・プログレッシプポップをルーツとしたバンドです。
あまり言葉で説明することが難しいので、ぜひ一度曲を聴いていただきたい。↓
僕の音楽のルーツは歌謡曲でありJ-POPなので、洋楽ルーツの音楽に対する純粋な憧れもあるし、SHEEPのメンバーの皆さんの演奏を見ていると、「音楽を楽しみながら生きる」ということが、とても眩しく見えます。
■Gemini Theaterの夜
初めてSHEEPのライブを見たのは、2019年9月、二子玉川Gemini Theaterで行われたThe Bargainsとのツーマンライブでした。
The Bargainsファンの僕としては、The Bargainsのおふたりが敬愛するバンド、ということで、どんな演奏をするのか、とても興味がありました。
事前知識を何も入れず、完全なる初見でSHEEPの演奏を見て、感嘆というか、納得というか、ものすごく深い満足を得たことを覚えています。
The Bargainsのステージだけでも泣くほど満足していたのに、その後にさらにSHEEPというすごいバンドに出会って、感情の整理が大変な夜でした。
(ちなみにこの日のThe Bargainsはバンド編成で、ベースにSHEEPの堀尾さん、そしてドラムに四人囃子の岡井大二さんという豪華編成でした。すごかった。。)
すごいバンド演奏を、Gemini Theaterという素晴らしいライブハウスで生で鑑賞できる。
今思えば、いかに贅沢な時間だったのかと、思い知らされます。
■GrapeFruitMoonの配信クオリティ
今回、配信ライブということでしたが、音もカメラワークも非常に満足度の高い内容でした。
ライブというものは、音を奏でる演者だけでは成り立ちません。
音をつくり、ステージの画をつくり、空間の空気感や質感を整えて、観客をお迎えする運営スタッフの皆さんの仕事をすべて含めて、ライブは完成します。
配信ライブとなると、それを映像コンテンツに変換するために、通常のライブとは違うつくりこみが必要で、今まで経験のないことにチャレンジし、今までなかった手間をかけるわけです。
音楽を愛する方々の様々な努力が、新しい価値を一つずつ生み出している。
とても苦しいけれど、だからこそ、もがきながら生み出す新しい表現は、とても美しい。
今回の配信のクオリティを見て、会場の三軒茶屋GrapeFruitMoonのスタッフの皆さんの努力と、SHEEP/5mmのメンバーの皆さんとのチームワークを感じました。
■すべての音楽ファンはSHEEPというバンドを知った方がいい
SHEEPの音楽は、不思議だ。
感想をうまく言葉にすることができない。
気持ちいい音も、ちょっと変だなと思う音も、刺さる言葉も、よくわからない言葉も、期待通りのリズムも、期待に応えてくれないリズムも、なんというか、つかみどころがないのに、聴きたくなる。
ライブの後は、感想を話し合いたいし、Twitterでサーチして感想ツイートを読みたいし、ネット記事も読みたい。みんなの感想をインプットしながら、僕は自分の感想をうまく言葉に落としているので、SHEEPのライブでも、それがやりたい。
だから、すべての音楽ファンはSHEEPというバンドを知った方がいい。
一緒に「#SHEEP」でつぶやきながら、自分の中で感じたことを言語化していきませんか。
「SHEEP VS 5mm」のアーカイブを聴きながら、生まれてくる”僕の中のメロディ”に浸りながら、そんなことを思った土曜日の朝でした。
※「SHEEP VS 5mm」配信ライブは2/3までアーカイブチケット販売中ですので、この土日でおヒマな方はぜひご覧ください。
ペースのねこっぱちさんのこちらのブログで購入方法詳しく書いてくださっています。
大事なことなので2回書いときました。
それではまた来週。
noteを読んでくださりありがとうございます。 歌を聴いてくださる皆様のおかげで、ヤマカワタカヒロは歌い続けることができています。 いつも本当にありがとうございます。