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Road to 日比谷野音

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2022年3月の記事一覧

「心の不調をカジュアルに開示する」という実験② 【169/200】

前回のこちらのnoteの続編。 想定通り、日照時間が長くなるにつれ、心の不調は少し落ち着いてきている気がする。 お天道様はやはり偉大だ。 朝起きて陽の光を浴びながら散歩する。 仕事を終えてゆっくりと同じコースを散歩する。 同じ道でも、朝と夜で表情がまったく違う。 毎日同じ道でも、毎日少しずつ景色が違う。 多少の雨なら構わず歩くが、大雨だとさすがに控える。 そんなときは決まって機嫌がよくない。 朝晩の散歩がどれほど楽しみだったか、子どもの頃飼っていた犬の気持ちがわかる

再会と春 【168/200】

久しぶりの人たちに会った。 僕が社会的養護に関わるきっかけとなったボランティアプロジェクトの同窓会。 本当にいろんな人がいて、みんなとの出会いが僕の人生に大きく影響を与えた。 このご時世、限られた時間と状況で十分に話せなかったけれど、顔を見れただけでもありがたい時間だった。 会えなかった人たちも、元気でいてくれますように。 春がまた、来る。

歌うたいたちの夜 【167/200】

ヤマカワタカヒロpresents 弾き語りスリーマンライブ「Voices」 ご来場くださった皆様、ありがとうございました! パンデミック、3.11、戦争… 思うことはたくさんあって、とてもまともじゃいられないような毎日で、こんなふうに、心が憂いで溢れてしまいそうな時に、人は歌を歌ってきたんじゃないかと思います。 今夜、soma latteと佐々木耕介という素晴らしい歌うたいたちと一緒に歌うことができて、僕は本当に幸せでした。 また、いつか、どこかで。 こんな夜を。

the Happy Reminder として 【166/200】

心の不調は、日照時間が長くなるにつれて、少しずつ改善していっているのだろう。 不幸であることで特別になろうとか、苦しさに存在証明を感じてしまうような気持ちは、過去の自分の経験からよくわかる。 自分を苦しめているものを、自分自身の問題と、外的要因と、客観的に切り分ける冷静さと知恵もつけてきたつもりだ。 自分にとって大切なものや人こそが、自分の心を柔らかく、鈍く、締め付けていくことも知ってる。 誰かのために、何かのために、自分の本当の欲求を少しずつ抑えて、時間と労力をかけ