マガジンのカバー画像

Road to 日比谷野音

287
運営しているクリエイター

2021年3月の記事一覧

夢を叶えたアイドルの話 【117/200】

あいかわらずハードモードな毎日だ。 やることが多すぎる。多忙。 どうせならもっとスウィーテストな多忙がいい。 頑張ってる途中。 まだまだ、夢の途中。 ■桜の季節今週は嬉しい知らせを受けた。 ずっと気にかけてた子の、国家試験合格と、この春からの就職が決まった。 ここ数ヶ月、目が回りそうな毎日の中で忘れかけていた素直な笑顔が溢れた。 散歩道の桜に足を止めて、"おめでとう" だとか "ありがとう" だとか、心の中で声に出してみた。 ■彼女のこと彼女は児童養護施設で育

映画『すくってごらん』に、すくわれた。【116/200】

「好きでやっていること」で、燃え尽きてしまうことがある。 ・あれもこれもやりたい ・やるからにはちゃんとやりたい ・好きでやってることだから「しんどい」とは言えない そんな回路にハマれば、人の心なんてすぐにキャパオーバーしてしまう。 疲れを感じた頃には、もう遅い。 「好き」が「嫌い」になる前に、休息が必要。 ただ、相変わらずそれが難しい。 今週も週末稼働が確定した金曜日の夜、さすがにちょっとヤバいなと感じたので、土曜日はとにかく「やらなきゃいけないこと」から心を解放

失敗して、くよくよして、前に進む 【115/200】

「こんなはずじゃなかった」 毎回同じことを思いながら、思ったような結果が出せない。 ステージに立つ者として、プロアマ関係なく結果がすべてだと肝に銘じて、毎回のライブの準備をしているつもり。 でも、なかなか結果は伴ってくれない。 失敗しても、目の前のお客さんに少しでも楽しんでもらえるように、その時できる全力を尽くす。 お客さんはそんな僕を温かく見守ってくれる。 だから、僕は笑顔で歌うことができる。 ただ、失敗したのに、お客さんの温かさに甘え続けるわけにはいかない。

Penguinflyの「Reincarnation」を聴きながら、春を想う 【114/200】

この作品がリリースされたことを知って、すぐに聴いた。 51分間の輪廻転生の旅。 Penguinflyの「Reincarnation」だ。 このアルバムについて書かねばと思いながら、1ヶ月かかってしまった。 しかし、このアルバムについて書くには、3月の方が合っているなと、今、この原稿を書きながら改めて思った。 ■強烈に嫉妬した夜あれ?と思った。 数満さんのバンド名が変わっていたからだ。 「South Line Trippers」 それが渡部数満さんが率いるバンド