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2022年と今年の抱負

新年明けましておめでとうございます。

トップ画像は特に新年とは関係がないです・・。良い新年っぽい写真がなく、年末にいった美術館の絵のタッチが好きだったのでそちらを載せました。

改めて

新年明けましておめでとうございます。
久々に地元の宇都宮に戻ってゆっくりした年末年始を過ごさせていただいています。今は近くのスターバックスで読書をしながら、社内の年始の挨拶を思考しているところです。

弊社では年始に設計部の全社員が集まって、昨年の反省と新年の抱負を述べるのが通例になっています。

昨年の事を振り返ると、一言で言うと難しい年だったなと思います。

これは建築業界だけに限ったことではないかもしれませんが、物価上昇、円安の影響はすさまじく、どうコストコントロールを整えていくかに翻弄され続けた年でした。
建築物価本をにらめっこしながら、積算業務に入っても、物価本の方が世の中の物価上昇の早さについてこれず、参考にならなかったり、
物価本から積算した金額と施工会社の取る見積もりに乖離があったりと、幾度となく頭を悩ます1年でした。

円安に関しては年末にかけて少しずつ円高傾向に向かっているようですが、
高騰した建築物価・資材については、すぐに安定するようなものでもなく、この潮流は暫くは続いてしまうかと思われます。

世の中の流れを憂いていても仕方がないので、今この時代を受け入れつつ、今まで以上に頭を使いながらより一層の努力・鍛錬が必要になる年になると感じました。

私自身の反省としては、このnoteも含めてですが、発信が思った以上に出来ていなかったことに尽きるかなと思います。
言い訳を言い始めるときりがないですが、日常業務に追われておざなりになってしまっていた部分が大きいです。
それでも発信する時間が取れなかったかと問われると全くそんな事はなく、自身の気力の問題だったと思います。
今年はもっと貴重な情報を世に発信できるよう努めていきたいと思います。

難しい時代になりつつある時だからこそ、日々の建築界や現場の状況を皆様にお伝えし、少しでも世の中の力になれればと思います。


少し仕事の話とずれますが、

昨年末のワールドカップ(以下W杯)の日本の快進撃凄かったですね。

私は趣味の1つがサッカー観戦です。今でも時間があればイギリスのプレミアリーグやスペインのリーガエスパニョーラをネット配信を使って観戦しています。

そんなサッカー通(オタクと言ってしまっても良いかもしれません)の私にとって4年の1度のW杯の一ヵ月間は最高過ぎました。

もともと日本サッカーの前評判は良くなかったですね。私自身も応援はしているものの、現実的には厳しいだろうと思っていました。
三笘選手、富安選手、遠藤選手、久保選手、鎌田選手、堂安選手など選手の質は非常に高いものを持っていると感じていましたが、
実際の試合になると選手の特性が上手く発揮出来ていないように感じていたのです。それに加えて、ドイツ、スペインとW杯優勝候補と同じ組。
絶望的な組み合わせでしたが、私自身の考えとしては、たとえ日本が上に上がれなくても世界の本気と戦える1戦を観れるということに満足していました。

結果は皆さん周知の通りです。
目標であるベスト16は突破できませんでしたが、”記録より記憶に残る”戦いをしてくれたと思います。

この日本を率いた森保監督についてですが、
W杯以前、サッカージャーナリスト(スペイン語ではペリオディスタと言います)の評判は諸々良くなかったです。私自身采配に疑問が多くありました。
ここでは、戦術に関して語りませんし、結果を残した森保監督は本当に素晴らしいと思います。
一方で、世の中の日本サッカー界では森保監督の解任論が渦巻いていました。そして私は疑問に思っていた事が1つあります。
「世の中から戦術がないと言われている監督に対して、選手から不満はないのだろうか」という事です。

超一流の選手たちは自身の成長も含めて、監督に対しても高いハードルを持っているはずです。
しかし、選手やその他関係者も含めて、森保監督の事を悪く言う人はいないようです。

W杯後キャプテンの吉田選手は森保監督の事をこのように述べています。
「いろんな監督とやってきたけど、間違いなく一番尊敬できる監督。もう一個、監督を上に連れて行ってあげたかった」

サッカー監督にはいろいろなタイプがいます。その中の一つにモチベーターと言われる監督がいます。
選手の士気を最大限迄あげて実力以上の力を発揮させるタイプです。
現リヴァプールのクロップ監督が最強のモチベーターの1人とも言われています。(香川選手や南野選手が所属していたクラブの監督です。)

チームスポーツにおいて、このように士気をあげてくれる、「この人の為に・・」と思わせてくれる人の存在というのは本当に重要なのだろうと思います。誰かの為になれる時というのは自分の時以上に頑張れるものです。そしてそういった組織というのは本当に強くなっていける組織だと思います。

我々が行っている仕事もチームワークがとても重要な職種です。
1つのプロジェクトを完了させるのに多くの人との関わり合いが出てきます。
それらの仕事を成功させるためにはチームの士気を上げる事、そしてその士気を上げる為には自身の人間力を磨きあげていかねばならないと感じました。そしてそれを今回のW杯を通して森保監督の背中から学び感じました。


海外のサッカー専門誌が今回のW杯の印象を1枚の写真に盛り込んだものです。左上のスクリーンは三笘選手の1㎜議論です。
そして左には森保監督のお辞儀シーンが。
森保監督のこういった人間力は世界にも印象的だったようです。

こういった人間力と言うのはすぐに身に付くものではありません。毎日毎日の日々の積み重ねだと思います。当たり前のことですが、周りの人への気配りと感謝を忘れず、それに+αとして周りの方々の助けとなるよう、自身に何が出来るかを考えながら歩んでいきたいと思います。

今年1年、技術的にも1人と人間としても成長していきたいと思います。
ありがとうございました。

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