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Nikon COOLPIX A

今更誰が買うんだよってカメラを紹介するいつものやつ。今回は2013年にニコンが発売したCOOLPIX Aです。Z6でニコンに移行したからという訳ではなく数年前から気になっていたカメラ。中古の価格がなかなか下がらないのと沈胴式コンデジの宿命とも言えるセンサーダストの心配があって購入に踏み切れずにいました。ゴミの映り込みはレタッチで消せばいいとは言えプレビューで発見した瞬間萎えますからね。

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今回はセンサークリーニング済みの個体を安く手に入れる機会に恵まれ購入を決めました。ちなみに極力ダストが入らないように鞄に入れずに持ち歩いてます。コンデジの手軽さとは・・・・

以下作例を
いつも通りカメラ内JpegにVSCOを当ててます

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個人的にこの写りはすごく好み
ローパスフィルターレスの1600万画素は今でも必要十分

AFは迷わないけど遅いです、自信満々に合焦してピンが抜けてる事も多々

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食べ物もまぁ撮れないこともない。ラーメンは芸術品なので本来はフルサイズで撮るべきだと思ってるのであくまで非常用と言ったところでしょうか


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歩きながらサッと取り出してパシャって感じより、立ち止まってじっくり撮る方がこのカメラの性格とも合っています。描写も環境に左右される傾向が強く、撮って出しの色味も不安定です。ヒット量産型と言うよりムラのあるホームランバッター。以前所有していたシグマのMerrillシリーズを思い出します。


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比較対象として同じ28mmコンデジのX70やGRがあります

そもそも発売時期がまったく違うので機能面で比較すること自体がナンセンスなんですが、軽快に使いたいならGR、身軽さを多少犠牲にしてフィルター装着で安全に使うならX70ってとこでしょうか

COOLPIX Aが両者に勝っている部分があるとすれば突き抜けた画質のみ


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いつもなら軽率に「安いのでとりあえず買いましょう」と言うところですが、センサークリーニングも下手するとユニット交換で数万円かかるそうで、どーーーーーにも人に勧めにくい(笑)
レンズリングを外して別売りのアダプターでフィルターを装着することも可能ですがどこにも在庫がない、詰んだ。

ニコンのレガシーを感じてみたい!人と違うカメラが欲しい!という物好きな方にだけおすすめ、愛が要求されます。いろいろ言いましたが僕は意外と気に入ってるので当分頑張ってもらうつもりです。

後継機はまぁ出ませんよね。Nikon Dfとかもプロダクトはすごくいいのに後継機が出ないのが残念で仕方ない。DLもVlogcamとして再発表してくれないかなぁ、10月14日の発表でのサブライズに期待。がんばれニコン!

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