トランプ元大統領銃撃

 共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏がペンシルベニア州での演説中に銃撃されました。幸い、トランプ氏は耳を負傷した程度で済みましたが、聴衆が1名死亡、2名が重傷とのことでしたが、重傷の2名の内1名も亡くなられたそうです。犯行に及んだとされるのは20歳のトーマス・マシュー・クルックス、犯行後に現場で射殺されました。彼の自宅からは爆発物が発見されたそうです。


 狙撃に使用したのは、容疑者の父親が合法的に購入した半自動小銃AR15というものでした。銃については詳しくありませんが、「AR15」を検索してみると「M16」が出て来ました。アーマライトという銃器メーカーの商品名が「AR15」で、「M16」は軍隊での呼称だということでした。事件当日に「射撃場に行きたい」と父親から銃を借り、銃器店で弾丸50発、ホームセンターではしごを購入して犯行に及んだそうです。この梯子が1.5mとなんとも中途半端な長さのものですが、その程度のもので事足りるとということは計画的だったのではないかと思いました。また、容疑者は地元の射撃クラブに所属していたとのことでしたが、素人目には130mも離れたところから、人一人狙い撃つというのは、相当な技術がないと出来ないのではないかと思います。昨今の自動小銃なんていうのは性能が良くて、技術がなくとも命中精度が高く保てるのかもしれません。あと、容疑者の写真を見る限り、それほど技術がありそうに見えませんでした。年齢も二十歳ですしね。


 思いっきり情報過多なので、もう少し時間が経つと色々なことも整理されてくるのでしょうが、報道番組でのコメンテーターについては、もう少し何とかならないモノかなと思います。炎上しているという所が唯一の救いかもしれませんが、なんであんなことを言うのか、そんなことを言うような人をわざわざ呼ぶのか、全く理解できません。もちろん、無難なことばかり言われても、視聴者としては面白くありませんが、それにしてももう少し気の利いた分析をして欲しいものです。


 容疑者は毎日のようにいじめられていたなんていう、私生活に同情の余地があるような話も出ていますが、この辺りは山上と同じですね。視点の違った考察というのは大切かもしれませんが、いじめとトランプ氏は全く関係ないでしょうし、亡くなられた方はもっと関係ありません。


 陰謀論と言われてしまうかもしれませんが、山上にしても今回の事件にしても、単独犯とは思えません。と言いながらも、何の確証もありません。

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