広島アスリートマガジン2月号


 「広島アスリートマガジン2月号」を読みました。表紙は上本崇司選手と堂林翔太選手。「2024年の新井カープは俺たちが引っ張る!」という力強いタイトルです。堂林選手は相変わらずのイケメンぶりですが、上本選手については「こんなにチャラかったっけ?」という印象を受けました。坊主頭の印象があるのですが、二人のトークでは「おしゃれ番長」なんて言葉も出ていました。二人とも新井監督の現役時代も知っているのですが、「(現役時代と)変わらなすぎて心配」(堂林選手)、「あのまま監督になられてる」(上本選手)と行っていました。2023年シーズンは、堂林選手は2020年には及ばなかったものの、キャリアハイに近い成績、上本選手もそれに近い成績を残してくれましたが、それは新井監督の好影響なのかもしれません。監督就任にはまだ早い年齢なのかもしれませんが、現役時代を知る選手がいることで、新井監督の良さがチームに浸透しやすいような気がしました。

 上本選手といえばユーティリティ・プレイヤーという言葉が真っ先に思いつきますが、「カープ歴代ユーティリティー列伝」という記事がありました。年代別に紹介されており80年代、元祖ユーティリティーは木下富雄氏。黄金時代を支えたいぶし銀です。私、小学生の時、大好きだったのですが、40過ぎて、「カープ鳥きのした」にお邪魔して写真を撮ってもらった時は大変感激させて頂きました。現在二軍監督の高信二氏はあまりユーティリティーの印象がなかったのですが、90年代に入っていました。2000年になると故・木村拓也氏
それから井生崇光氏が入っていましたが、井生氏は名前しか知りませんでした。現在、上本選手、韮澤選手、曽根選手がおり、坂倉捕手もユーティリティーに入っていました。確かに捕手、三塁手、一塁手とある程度のレベルでこなしてくれますし、おそらく一塁は松山選手よりも上手いと思います。捕手に専念させるのももったいない気がしますが、その分、打撃を磨いて頂きたいですね。

 二人とも、昨シーズンには4番を打ったこともありました。お互いの4番を誉めあっておりましたが、堂林選手は不動の4番くらいになって頂きたいものです。

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