詳解 運行管理者<旅客>試験過去問題集‘22年度版


 コンデックス情報研究所「詳解 運行管理者<旅客>試験過去問題集‘22年度版」を読みました。先日、読んだ「運行管理者試験 問題と解説 旅客編」だけで十分かと思いましたが、やっぱり実際の試験でどの程度のテンポで回答していかなければならないかを把握しておきたいので、購入しました。


 買ったは良いのですが、KPIを設定してあるので、そちらも変更の必要が出てきました。「運行管理者試験 問題と解説 旅客編」を30ページずつ日曜日以外に勉強して2週間で完了し、4週間で2回こなすというスケジュールでしたが、2回目は40ページずつにして、日曜日も勉強して、残り9日になったところで本書をやり始めました。

 最初は30問を解くのに、集中力がなかなか持続せず、つまらないケアレスミスをしてしまいましたが、それでも合格点をとることができました。3回分くらいやってみると、だいぶ慣れてきて、「猛勉強しなくても大丈夫ではないか?」なんていう慢心が出てくるようになりました。そんな慢心をかき消して、1日に1回ずつ、つまり8日間毎日試験を受けるような感じで、机に向かって問題を解きました。

 ケアレスミスではありませんが、連続運転時間や走行距離の計算問題があり、ちょっと目が疲れている状態の中で、本書の文字も小さかったので「80」と「90」を見間違えて、最終的に計算を間違えてしまうなんて言う事態がありました。これはヤバいとちょっと焦りましたが、しかし、これも経験していたからよかったことで、「そうした間違いをしてしまった」ということから、注意をすればよいのです。実際の試験では、本書よりも字が大きいものだったので間違えることはほぼなかったと思います。

 問題を解いていくと、合格点は取れるものの、なかなか満点を取ることができませんでした。そんな風に欲が出てくるのですが、やっぱり法律の文面というのはややこしくて、微妙な言葉尻を理解しきれていなかったり、解釈を間違えているところがあったりで、結局満点を取ることはできませんでした。それでも、8回分こなしてすべて合格点が取れましたから、試験に向けて大きな自信になりました。

 いずれにしても、この問題集をこなしたおかげで、少し集中力が鍛えられて、試験当日もスムーズに問題を解くことができました。一番の問題は、こんなこと書いてしまって不合格だったらどうしようというところです。

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