4連勝

 我らがカープ、昨日は先発の森下投手が勝ち越しのスリーランホームランを放ち見事に勝利しました。森下投手、力感のないスイングで、レフトスタンドの上段まで飛ばす素晴らしいバッティングでした。入団した頃から、バッティングにも定評がありましたから、コレがプロ入り初ホームランというのが意外なくらいです。もう1点追加して4点差のまま9回に入り、抑えの矢崎を使うのか、温存するならだれを投げさせるのか気になるところでしたが、最後は栗林投手が〆てくれました。


 一昨日の試合は、一軍復帰を果たしたターリー投手が見事初勝利です。交流戦の終盤に一軍登録を抹消され、怪我の可能性も指摘されていましたが、リフレッシュを目的とした抹消だったようです。交流戦明けで4日間試合のない日がありますから、そこを利用して最低限の欠場でお休みを与えたようでした。細かいところまで見てはおりませんでしたが、個人的にターリー投手は、安定感抜群というほどではなくムラが大きい印象でした。しかしながら、首脳陣は交流戦中に疲れがたまっていると見抜いて降格させたようです。ターリー投手のご家族が日本にいらしていたこともあり、休養中に家族とサンフレッチェ広島の試合を観戦する等、「家族がまたアリゾナに帰ってしまうので、それまでにいい時間を過ごそうと思った。」という通り、よいリフレッシュになったのだと思います。昇格してその日に見事な投球で勝利投手になるのですから、首脳陣もしてやったりでしょう。


 新井監督の方針なのか、藤井ヘッドコーチの方針なのか分りませんが、こうした選手起用はいいですね。一方で秋山選手はフルイニング出場を続けています。この辺りは本人のこだわりもあるのかもしれませんが、6月はかなり調子を落としているので、少し考えた方が良いのではと思ったところで、良い打球が出てくるようになりました。


 若干納得がいかないのは栗林投手の使い方です。昨日の試合も、9回に栗林投手というのはちょっとどうかなと思いました。もう少し負担が少ないところで使ってほしいところです。いや、負担が少ないところで起用して、行けると目途が立ったうえでの9回登板なのかもしれませんが、素人目ですがまだ9回は早いのではなんて考えてしまいました。


 いずれにしても栗林投手が絶不調だった4月5月を経て、苦手の交流戦も5分で乗り越えての現状です。マクブルーム選手も2軍ですし、これからまだ伸びしろもありそうで、正直あまり期待していなかった新井監督初年度に、もしかしたらもしかするかもなんていう期待が膨らんできました。いやー、楽しみだね。

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