2024鯉戦記 2

 マツダスタジアム観戦2日目、始球式にタレントの神田愛花さんが登場です。元NHKアナウンサーだからなのか、背番号は1でした。事前に番組で柳沢慎吾から始球式のレクチャーを受けたらしく、マウンドでサインに首を振るなどしていました。しかし、投げたら見事にノーバウンド投球です。素晴らしい。

 試合はカープ・森下投手、ベイスターズ・ケイ投手の両先発で始まりました。森下投手、立ち上がりは三者凡退に抑えます。その裏、カープはヒット3本で満塁にするも無得点となりました。

 2回、先頭牧選手のセカンドゴロにサードの二俣選手が悪送球で無死一塁です。森下投手が牽制球を投げますが、ファーストの堂林選手が集中していなかったのか、反応できず悪送球となり無死二塁。宮崎選手のファーストゴロで一死三塁となり、大和選手の犠牲フライで先制を許してしまいます。

 その裏、簡単に二死を取られてしまいますが、森下投手がツーベースヒットを放ちます。しかし、続く秋山選手が三振でした。森下投手はその後安定したピッチングで6回を終わってノーヒットに抑えます。

 カープの攻撃は、2、3、4回とランナーを出しますが無得点のまま。5、6回は三者凡退となり暗雲が立ち込めます。

 森下投手は7回二死からヒットを2本許し、無死一二塁とピンチを迎えますが何とか抑えました。その裏、一死からそのまま打席に入った森下投手がヒットです。これで猛打賞ですから素晴らしい。秋山選手がヒット、菊池選手が四球で一死満塁となります。ここで野間選手がセカンドゴロ、最悪のゲッツーは免れて、ゲッツー崩れて同点に追いつきました。続く4番の堂林選手のところで代打・松山選手です。このチャンスに代打を送られる4番ってどうなんでしょう。そもそも4番にしている意味が分かりません。ここで松山選手がホームランを放って勝ち越してくれました。

 森下投手が続投かと思いましたが、マメが破れたらしく、急遽島内投手が登板です。しかし、完ぺきに抑えてくれました。9回の栗林投手も完璧で見事な勝利です。ヒーローインタビューでは松山選手が昨日の試合の内野フライが悔しくて夜中に何度も目が覚めたと言っていましたが、見事に悔しさを晴らしてくれました。

 翌日の試合は新幹線の中でチェックしていましたが、無得点で負けてしまいました。勝ち試合を診ることが出来てありがたい限りですが、野間選手のゲッツー崩れが、ゲッツー成立していたと思うと、薄氷を踏むような勝利だったと背筋が寒くなりました。

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