内閣改造

 岸田総理大臣が内閣改造を行い、皇居での新閣僚の章認識を経て、第2次岸田改造内閣が発足しました。19名の閣僚の内、初入閣11人、女性が5人とのことです。

 法務大臣に就任された小泉龍司氏、どこかで聞いた名前だと思ったら、2012年の青年会議所活動で「eみらせん」を担当した時にやり取りさせて頂いた方でした。選挙期間に入ってからホームページ等に変更があると選挙違反になってしまうのに、動画をアップロードがなかなか進まず、小泉氏に電話で「まだか?」とせかされたのでした。あの時は焦りましたが、良い思い出です。

 外務大臣に就任されたのは上川陽子氏。いや、それよりも林大臣を留任させなかったところに驚きました。上川陽子氏は法務大臣時代に市川市一家4人殺害事件で死刑が確定した死刑囚や、麻原彰晃らオウム真理教関連の死刑囚に対する死刑執行命令を出しています。きちんと仕事をしてくれる方という印象ですが、外務大臣としては未知数です。

 財務大臣は鈴木俊一氏が留任。土光臨調を発足させた鈴木善幸元総理の息子で、麻生太郎氏の義兄ですが、トリガー条項の見送りの理由として「発動終了時に大幅な価格変動が生じて、発動前の買い控えや、終了前の駆け込み、流通や販売の現場に与える影響が大きい」という残念なコメントされている方です。そういうことなら、絶対消費税上げてはいけませんよ。

 国土交通大臣は齋藤鉄夫氏が留任ですが、連立の条件で職を渡すようなことはやめてくれないかなと思います。

 経済再生担当大臣に新藤義孝氏ですが、JGBT法案の論功行賞だとまで言われていますが、地元川口の状況なども鑑みた経済再生をお願いしたいところです。

 高市経済安全保障大臣は留任。これは良かったです。いろいろ取り組んで頂いているという話を聴きますが、まだまだ道半ばでしょうから、しっかりと進めて頂きたいと思います。

 それぞれ主義主張があり、共感できるもの、そうでないものがあるわけですが、正直、安倍さんが亡くなった今、それまでの主義主張というのは安倍元総理の影響下にあったもので、あまり参考にならないのですが、それまでと変わらない方であれば、信頼できるということになるでしょう。

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