BITER☆SWEET ROCK ‘N’ ROLL TOUR シーズン1

 福生市民会館にて「渡辺美里 BITER☆SWEET ROCK ‘N’ ROLL TOUR シーズン1」を観て来ました。「今度渡辺美里観に行く」なんて話を振ると、ほとんどの人から「西武ドーム?」と返されたのですが、福生市民会館でした。美里は西武球場のイメージがよほど強いのでしょうね。

 オープニングのインストから、1曲目は「すき」でした。もう、最後の曲みたいな盛り上がりで、続けて「センチメンタル カンガルー」です。もう、ギターのイントロが聞こえたところから楽しくて仕方がありませんでした。その後、知らない曲が4曲続いたのですが、MCも少し挟んで「10 years」、「My Revolution」と続きもう最高潮です。

次の「Lovin‘ you」は聴いていて思い出しましたが、その後、また知らない曲が続きました。そのあとちょっとイントロで持ったぶっての「恋いしたっていいじゃない」から「BITTER SWEET ROCK’N‘ROLL」、「サマータイムブルース」で終了です。「恋いしたっていいじゃない」は、途中ガッツリとしたメンバー紹介を挟んで、また曲に戻るというアレンジでした。「BITTER SWEET ROCK’N‘ROLL」は知らなかったのですが、今年5月に発売されたシングルで、なんとも楽しいROCK’N‘ROLLを聴かせて頂きました。最後の「サマータイムブルース」は言うことありません。福生市民会館はキャパ1000人余でしたが、昭和のザ・市民会館という造りで、建屋も古いせいか冷房が観客に完敗していました。そんな感じだったので、タオルで汗をぬぐいながらの夏を感じさせるライブ、最後にふさわしい曲でした。

アンコールは4曲ありましたが、全部知らない曲でした。個人的には「パイナップルロマンス」が聴きたくて仕方がなかったのですが、残念ながらやりませんでした。全体的にも知っている曲の方が少ないくらいでしたが、それでも楽し過ぎるライブでした。かつて聴いたCDの歌声そのままを聞かせてくれた上に、体の動かし方がしなやかで、姿勢も良く、そうしたトレーニングも続けていらっしゃると想像できました。振り付けというほどの動きではないのですが、手の動きもカッコよかったです。しかしながら、御年58歳、段差を上がるときにはちょっとキツそうにみえるところもありました。

35年前に夢中になって聴いた曲が、今になってもこんなに楽しめるなんて、音楽って素晴らしいです。ツアータイトルからか、写真のようなお土産を頂きました。

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