イマキュレートイニング

 「イマキュレートイニング」という言葉を初めて聞きました。「イニング」から野球関連かなとは想像できるのですが、「イマキュレート」が初耳です。スペルは「immaculate」で、「汚れていない、しみひとつない、欠点のない、完璧な、清浄な、純潔な、無垢の」といった意味があるそうです。そうした意味から三者連続で三球三振を奪い、その3人の打者との対戦のみでイニングの投球を完了したケースを「イマキュレートイニング」というのだそうです。その1イニングを欠点の無い完璧な投球で完了したということですから、回をまたいでの三者連続三球三振や、ランナーを出してからの三者連続三球三振は「イマキュレートイニング」とは認められないのだそうです。

 カープにとっては鬼門の交流戦、オリックス戦は2勝1枚と勝ち越すことが出来ましたが、3戦目の大逆転負けはちょっと痛すぎました。ソフトバンク線はあえなく3連敗。勝ちパターンの島内投手が2度も打たれてこちらも痛すぎる負けですが、そんな3連戦の2戦目に森浦大輔投手が「イマキュレートイニング」を達成していました。日本のプロ野球では19人しか達成していない記録で、完全試合の達成者が16名、ノーヒットノーランの達成者が89名(完全試合の16名を含む)ですから、その希少さがよくわかります。

 森浦投手のチェンジアップが素晴らしいと聞いていたので、そのチェンジアップを多投したのかと思いきや、投げた9球の内、チェンジアップは2球だけでした。ストレートが3球、カーブが4球と合わせて9球ですが、カーブも良いということでしょうね。3連敗を喫し、島内投手もお疲れなのかとガッカリしておりましたが、森浦投手の記録で気持ちが上向きました。ハーン投手も良さそうなので、一時的に勝ちパターン再編というのも良いかもしれません。

 せっかく「immaculate」という言葉を知ったのですから、しっかり「immaculate work」出来るように頑張ります。

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